月組公演『I AM FROM AUSTRIA』に注目が集まっています!
『エリザベート』を作り出したウィーン劇場協会の新作ミュージカルである『I AM FROM AUSTRIA』は、宝塚での上演が発表されたときから期待値の高い作品でした。
本場ウィーンでは、 2019年6月まで異例のロングランを果たした話題作ですから、期待はずれの作品になるはずはない!
…とは思いつつも、観劇した人たちの感想が知りたい!
今回は『I AM FROM AUSTRIA』の
◆あらすじ
◆登場人物ごとの感想
◆客席降り情報
をまとめます。
さっそく始めましょう!
目次
『I AM FROM AUSTRIA』あらすじ
まず、『I AM FROM AUSTRIA』のあらすじをおさえておきましょう。
ざっくりと簡単にまとめると・・・
①ホテルの御曹司・ジョージ(珠城)は、スタッフの不手際で大物女優・エマ(美園)の滞在を世間に暴露してしまった!
②ジョージとエマは意気投合!
③互いに惹かれ合い、自分を取り戻していく!
この2人の他に、
・ジョージの両親(鳳月杏・海乃美月)
・エマのマネージャー(月城かなと)
・サッカー選手(暁千星)
が登場するコメディ作品!
もう少し詳しく知りたい方のために、公式HPのあらすじを掲載しておきます。(必要ない方は読み飛ばしてください)
舞台はウィーンにある老舗ホテル・エードラー。
跡継ぎであるジョージは、悲願である“五つ星”獲得を目指し積極的に経営に参加していた。
そこへ、オペラ座舞踏会に出席する為に久々に帰国したオーストリア出身の人気ハリウッド女優エマ・カーターがお忍びでやってくる。
しかし従業員の一人が彼女の来訪をツイートした為、マスコミが押し寄せホテルは大混乱に陥ってしまう。
ホテル側の不手際を詫びに、ジョージがエマの部屋へ訪ねると、ふとしたことから二人は意気投合する。
ホテルの御曹司として自らのなすべき事を模索するジョージ、世界的なスターでありながら自らを失うエマ、各々は惹かれあい、オーストリアの美しい街並みや自然の中で、自分の居場所を見つけていく。
オーストリアの第二の国歌とも称される主題歌「I AM FROM AUSTRIA」をはじめ、珠玉のナンバーに乗せて描かれる、心温まる舞台にご期待ください。
宝塚歌劇公式HPより
『I AM FROM AUSTRIA』 初日映像
まず、宝塚大劇場の初日映像です。
ダイジェストですが、その楽しさやキャラクターの個性を感じ取ることはできそうです。
『I AM FROM AUSTRIA』 感想
この作品の雰囲気がざっくり分かったところで、実際に観劇した人の感想を見てみましょう。
全体的な感想は高評価なものばかりですね。
失敗していないコメディ作品って「とにかくあっという間!」「もう終わっちゃった!」と思うほど本当に楽しいんですよね。
さらに、ウィーン発の楽曲ですから、耳心地のいい、記憶に残りやすい名曲が多いことでしょう。
「いまの月組だかこそできる作品」でジョージは珠城さん、エマは美園さんにとにかくぴったりの役だったという意見が多いのも特徴です。
充実した月組の様子が伺えますね。
さらに、東京公演千秋楽まで進化を続けていきそうな予感がする作品って宝塚ファンにとって、この上なく楽しみになります♪
『I AM FROM AUSTRIA』登場人物ごとの感想
では、次に登場人物ごとの感想を見ていきましょう!
珠城りょう(ジョージ)の感想
美園さくら(エマ)の感想
美園さんの評価も非常に高い!
代表作になるだろうと言われています。
レベルアップした歌唱力と、ハリウッド女優特有のゴージャスで勝気な性格を表現できる演技力が大きな見どころですね。
月城かなと(リチャード)の感想
そして宝塚ファンが待ちになっていた月城さんの怪我からの復帰公演!
リチャードは、終始キレている、 マンガに出てくるキャラのようなアクの強いキャラクターのようです。
月城さんの普段のイメージとは正反対の役どころのように思えますが、とてもハマっているようから、見どころですね。
しかし、中にはこんな意見も。
そして、正2番手の真っ赤な羽根を背負っている姿にも感動が広がっていますね。
ヴォルフガンク(鳳月杏)とパブロ(暁千星)の感想
鳳月杏さんが月組に再組替えでカムバックしてから初となる本公演。
スーツ姿を拝めるとあって、悶絶しているファン多数のようです。
アルゼンチンのサッカー選手という役の暁千星さん。
特徴的なのは、その髪型(自毛)と筋肉キャラ!
うしろで結んでサイドは刈り上げくん。
こんな髪型が似合ってしまう暁さんのポテンシャルの高さ!
さらに、熱い役どころがぴったりの暁さんですが、恋する相手はイケメンキレキャラ月城さん。
しかしウィーン版に比べると、パブロの恋路はかなり抑えめに表現されているようです。
『I AM FROM AUSTRIA』の客席降り情報!
『I AM FROM AUSTRIA』は1本物では珍しい・・・
『I AM FROM AUSTRIA』の客席降り情報をまとめます。
◆いつ:2幕前半(ジムのオープニングイベントの場面のあと)
◆どこ:(大劇場)4本の通路すべて&1階22列あたりまで
◆だれ:珠城りょうはじめ月組のメンバー多数
広範囲での客席降りですので、満足感の高い客席降りになりそうですね!
さらに、客席参加型の振りもあるそうです。
スカイステージでも振付練習などの放送はないので、初見で踊るのは少々難易度が高いようです。
客席でも実際に踊っている方はかなり少数派です…。
とはいえ、客席が一緒に盛り上がれる演出は楽しいですね!
『I AM FROM AUSTRIA』パレードの階段降り情報!
最後に階段降りはこのようになっているようですよ。
まとめ
ここまで『I AM FROM AUSTRIA』のあらすじや登場人物別の感想、客席降り情報を見てきました。
まとめると・・・
◆月組公演『I AM FROM AUSTRIA』は高評価が多いため、期待できる作品!
◆終始、笑いがあふれるコメディ作品!
◆珠城りょうの自然体だけどカッコよさが見どころ!
◆美園さくらの歌唱力と演技が見どころ!
◆月城かなとのキレキャラと2番手羽根が見どころ!
◆鳳月杏のダンディなスーツ姿が見どころ!
◆暁千星のマッチョ感とヘアスタイルが見どころ!
◆『I AM FROM AUSTRIA』には満足感の高い客席降りが2幕前半にある!