宝塚のファンクラブは2種類あります。
①公式ファンクラブ【宝塚友の会】
②非公式ファンクラブ 通称)「会」
非公式ファンクラブは、生徒個人を応援するファンの集まり。
ですので、生徒ごとにファンクラブが存在します。
※ファンクラブが存在しない生徒もいます。
目次
宝塚のファンクラブ【会】=怖いって本当?
「宝塚の会って、怖い…」
こんなイメージを持たれている方はいませんか?
「会の活動に必死になりすぎて家庭が破綻した…」
「公演が始まると毎回仕事を辞めないと活動できない」
こんな話を耳にしたことがある人もいるかもしれません。
果たしてこれらの噂、イメージは本当なのでしょうか?
結論を先に言うと・・・
わたし自身は宝塚自体が好きなマイルドな一匹狼ファンとしてのスタイルを貫いているので、これまでどこの会にも入会したことはありません。
しかし25年間、宝塚ファンを続けていると、そのような人々に出会うことがありますし、実際に話を聞く機会もあります。
これまでの経験から
会=怖い
というイメージや噂は、決して真っ平なウソではないと言えるでしょう。
そのように感じた人がいるのは事実ですから。
しかし、会員全員が家庭生活が破綻したり、仕事を辞めなければならない状態になるわけでは決してありませんので、安心してください。
日常生活にまで影響が及ぶ人は会の中でも一部の人たちにすぎません。
時間とお金は ファンクラブ【会】 の絶対条件!?
会に入会する最大の理由は、ご贔屓の生徒を応援したい!という純粋な気持ちでしょう。
しかし、中には会員として活動するうち、他の会員と同じでは物足りない!
「特別な存在となりたい!」と考える人たちが出てきます。
会への【貢献度】が高ければ高い人ほど生徒とお近づきになれる、というシステムがありますのでそこで必要になるのが
時間とお金!
貢献度は時間かお金のどちらかと断言できるでしょう。
この貢献に心血を注げば注ぐほど日常生活に支障をきたすことになりかねません。
※すべての会がそうではありません。
ファンクラブ【会】 で聞く『貢献度』とは?
では、時間とお金が必要な貢献度とは具体的にはどのようなものなのでしょう?
◆チケット購入枚数
◆入り出待ち回数
◆お花代
◆お茶会申し込み回数、人数
◆物販品の購入 など
会ごとにその基準は千差万別ですので、あくまでここに挙げたものは一般的なものとなります。
しかし、確実に言えることは、会を通し、どれだけ多くのチケットを購入したか?が貢献度として大きな指標となるということです。
そもそも会の一番の目的は、「会としてチケットを購入することで劇団にアピールし、生徒を強力に後押しすること」にあるからです。
貢献が報われない場合があるのが ファンクラブ【会】 !?
「ほぼ毎日のように入り出待ちした」
「お花代を自分では相当奮発しているつもりだ」
「チケットノルマも最大限協力した!」
「物販も言われた通り購入している!」
「お茶会に友人をたくさん連れて行った」
それなのに・・・
◆座席が後方すぎない?
◆貢献度が低いはずの別会員がいい席に座ってる!
◆前回のお茶会と変わらない席・・・
そんなイライラ・モヤモヤを抱える会員は少ないないはずです。
宝塚の会が一般的な芸能人のファンクラブと決定的に違う点。
それは【個人が運営している】という点です。
どんなに大きく会員数が多い会であってもスタートは一個人が立ち上げたもの。
そもそも、会の貢献度というものに明確な指標があるかも不明です。
代表、幹部の裁量次第と言っても過言ではないでしょう。
貢献できないなら ファンクラブ【会】 に入るべきではない?
トップスタークラスになると会員数も桁違いに多く、全員が前述の貢献をしているとは到底思えません。
しかし、チケットの取次やお茶会の座席などは貢献度順が当たり前ですので、貢献できないことが目に見えているようなファンはそもそも入会するべきではないのでしょうか?
色々な考えがありますが
ご贔屓の生徒を純粋に応援したいという気持ちで入会し何がいけないのでしょう?
ただ、幽霊会員となってしまいがちですので、会員数や会の方針によっては、取次枚数0という状態が続く可能性はあります。
純粋に応援したい!という気持ちなら、ファンクラブへの入会はあくまで1つの選択肢にすぎません。
まとめ
ここまで
「会は怖いのか?」
「貢献度とは?」
について書いてきました。
まとめると・・・
◆会=怖いはウソではない。
◆生徒に近づきたい=貢献度で決まる
◆貢献度を高めるためには【時間】と【お金】が必要
◆貢献度が認められないと感じることもある
◆貢献できなくても入会をためらう必要はないが
会に入ることはあくまで選択肢の1つ