月組公演『出島小宇宙戦争』の幕が開きました。
鳳月杏さんの東上初主演作として話題になっています。
今回は、実際に公演を観た方の感想を中心に「おすすめな点」「残念だった点」など見て行こうと思います。
さっそく始めましょう!
『出島小宇宙戦争』あらすじ
まず、この作品の演出家・谷貴矢先生。
長崎・出島を舞台にした作品で、公式HPにはこのように書かれていました。
パラレルワールドの出島を舞台にコメディタッチで描く、デジタル・マジカル・ミュージカル。
これだけ読んでもよく分かりません…。
ざっくりまとめるとこんなかんじでしょうか。
◆宇宙人が紛れ込んでいると噂される出島を舞台にパラレルワールドのお話。
◆鳳月杏さん演じるカゲヤスは宇宙に詳しい天文方。天文方とはテンモンカタと読み、江戸時代に設置された【天体運行および暦の研究機関】です。
◆そんなカゲヤスは出島の調査を開始するが、カゲヤスが見た出島は【奇妙な幻想未来都市】になっていた!?
◆出島で出会った女・タキ(海乃美月)の協力を得て、カゲヤスは近代技術をもたらしたという謎の西洋人「シーボルト」の正体を探っていくことに・・・。
誰が宇宙人なのか・・・。
何がリアルな世界なのか・・・。
頭が混乱しそうですが、この作品は謎解きを楽しみながら物語が進んでいくようですので、結末を知らずに劇場に足を運んだ方が楽しそうですね♪
『出島小宇宙戦争』感想
では、ここからは実際に公演を観劇された方の感想を見ていきたいと思います。
まずは全体的な感想から…。
まずは、鳳月杏さんの東上初主演に、鳳月さんのファンの方はもちろんのこと、これまで宝塚ファンを続けてきた方も感慨深いものがありますよね。
そして、谷貴矢先生の確信を出し惜しみしながら想像力をかきたてさせ、ワクワク感を増大させるテクニックが生きている作品のようですね。
鳳月さんの登場シーンからまさにそのテクニックが生きた演出で、観客としては「早く~!」と期待度が増すこと間違いなしのようです。
『出島小宇宙戦争』のここがよかった!
続いて、「ここがよかった!」という見どころやおすすめポイントを具体的に見ていきましょう。
そして【フィナーレ】を大絶賛している方が非常に多い!
鳳月さんのアクロバットなリフトやフィナーレの最初を飾る娘役さんたちの群舞が見どころでしょう。
さらに、男役の群舞と鳳月さん、暁千星さん、風間柚乃さんの3人で踊るダンスシーンも目が離せません。
『出島小宇宙戦争』のここが残念だった…
一方、この公演で「残念だったな」と思う点はあるのでしょうか?
色々探してみましたが、現時点でほとんど「残念だった」「ここがいまいち」という感想は見つけられませんでした。
1つだけ挙げるとすれば、「1回の観劇では理解がなかなか追い付かなかった」という意見がありました。
他には『出島小宇宙戦争』を絶賛する声が相次いでいるという状態で、千秋楽へ向けてさらにパワーアップした公演になると期待しています。
『出島小宇宙戦争』の客席降り情報
続いて気になるのは『出島小宇宙戦争』には客席降りはあるのか?ということ。
さっそく調べてみまたところ、客席降りは…あります!やった!!
大勢で降りてくるのではなく、客席の通路を通っていくという程度のものですが、それでも観客としては嬉しい気持ちになります。
客席降りをするのは鳳月杏さんと風間柚乃さん。(別のシーン)
【鳳月杏】下手扉から下手側通路を通り舞台へ
【風間柚乃】上手扉から上手側通路を通り舞台へ
まとめ
ここまで月組公演『出島小宇宙戦争』の感想や客席降りについて見てきました。
まとめると・・・
◆『出島小宇宙戦争』は月組スター・鳳月杏の東上初主演作品
◆宇宙人が紛れ込んでいると噂される出島を舞台にしたコメディタッチの作品
◆鳳月杏、海乃美月をはじめ月組生の実力が発揮された非常に好評な作品
◆見どころは谷貴矢先生の演出テクニックとフィナーレ、そして鳳月杏のかっこよさ!
◆客席降りはあるが、鳳月杏と風間柚乃の2人のみで通路を歩いて通り過ぎる程度
◆この作品の残念ポイントはほぼなく、全体的に高評価。期待できそうな作品。