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宙組『エルハポン-イスパニアのサムライ-』感想がすごい!あらすじと見どころも!

宙組公演『エル・ハポンーイスパニアのサムライー』が宝塚大劇場で幕を開けました。

今年4作目となる宝塚の完全オリジナル作品(本公演)です。

ちなみに今年の完全オリジナル作品は・・・

◆花組『CASANOVA』
◆星組『GOD OF STARS』
◆花組『A Fairy Taleー青い薔薇の精ー』

でした。

宝塚のオリジナル作品って時々大こけする場合があるので、幕が開くまでハラハラしているファンも少なくないでしょう。

しかし、今年上演されたオリジナル作品は、楽しい作品が多いので、宙組公演『イスパニアのサムライ』も見ごたえのある作品であってほしい!

そこで、まだ始まったばかりの公演ですが、観劇した方の感想が気になります!

また、あらすじや個々の見どころもまとめてみることにします。

さっそく始めましょう!

宙組『イスパニアのサムライ』あらすじ

この作品の特徴は、日本とスペインという2つの国が出てくることでしょう。

これまでの宝塚で異色と言えるかもしれません。

演出の大野拓司先生は、史実を元しながらも宝塚らしいエンターテイメント作品を目指したと話されています。

そんな異色(?)作品『イスパニアのサムライ』のあらすじが気になります。

まずは、いつものようにざっくりしたあらすじをどうぞ。

◆時代は江戸幕府が開かれて少し経った慶長18年(1613年)、ヨーロッパに派遣される一団の中に 蒲田治道(真風涼帆)がいた。

◆蒲田は、イスパニア(スペイン)に着き、ひょんなことから逃げ出した日本人奴隷たちをかくまうことになる。

◆かくまえる場所を探していると、宿屋を営む未亡人カタリナ(星風まどか)に出会う。

◆カタリナは苦しい状況下でも凛として生きる彼女に、かつて心惹かれた女性の姿を重ねるようになる。

◆任務を終えて帰路に就こうとする蒲田のもとにカタリナがさらわれたと知らせが届く。

ここからは結末(ネタバレ)なので、知りたくない方は、次の項目まで読み飛ばしてくださいね。

◆蒲田は、カタリナを救ったのち、カタリナの夫の戸籍をもらい、イスパニアで暮らすことになる。

結末はトントン拍子にハッピーエンドで終わります。




宙組『イスパニアのサムライ』感想

では、ここからは実際の感想を見ていくことにしましょう。

まずは作品の全体的な感想から。

意外にも(?)コメディ要素を含んだ作品です。

その立役者は芹香斗亜さん!

芹香さんがちょいちょいおいしいところを持っていくのです。

あのポスターからは想像がつきません。

わたくし、きりん。の全体的な感想は

◆日本とスペインの場面が入り乱れるので、2つ作品を観たような不思議な感覚。

◆真風涼帆さんの男っぷりが数段上がってました。

◆芹香斗亜さん、桜木みなとさんの出番は正直少なめ。

◆ラストがあっという間に、色々片付いていて、気付いたらハッピーエンドになっていて頭が追い付かぬまま終了。

ざっと言えば、こんなかんじでした。




『エル・ハポン-イスパニアのサムライ-』のここが好き!

観劇した人が感じた「ここがいい!」という声をまとめてみます。

https://twitter.com/suzuho0330/status/1195248051813642240




『エル・ハポン-イスパニアのサムライ-』のここが残念…

逆に「ここがちょっと…」という声をまとめようと思いましたが、非常に少ないです。

最後が「ご都合主義でまとめられている」という印象を受ける方もいましたが、全体的には楽しめる作品です。

なかには、

「星風さんの登場が遅すぎるのが残念」

「衣装が少ないからもっと見たかった…」

「和希さん鬼剣舞の衣装が微妙…」

という意見がありました。

和希さんの鬼剣舞は、仮面をかぶりながら踊っているのですが最初は誰だかまったく分かりませんでした。

「もっと和希さんを観たかった!」というファンは少なくないかもしれませんね。

しかし、和希さんはこのあとのショー『アクアヴィーテ!』での活躍は素晴らしかったです。




宙組『イスパニアのサムライ』見どころは?

ここまで感想を見てきましたが、見どころも知りたいですね。

この作品は演出の大野先生が「マカロニウエスタン的なものがやりたかった」という言葉通り、立ち回りも見どころの1つのようです。

ちなみ、【マカロニウエスタン】とは西部劇の総称。

最近、芹香さんはお笑い担当になりつつある?と思うほど、真面目な顔して面白いことをしています。

個々の見どころをまとめてみました。

【真風涼帆】

◆かっこよさ爆発!
◆苦悩する表情
◆立ち回り
◆衣装とロングヘア

【星風まどか】

◆かわいさ!
◆心情表現(演技力)
◆ラストシーンの幸せオーラ


【芹香斗亜】

◆場面をさらっていくかのようなコメディセンスとセルフプロデュース
◆アドリブ(今後増えていく!?)
◆歌
◆前髪

【桜木みなと】

◆悪役の徹底感!
◆ラストの変わり身も…

【和希そら】

◆鬼剣舞
◆声
◆真風との師弟関係

【その他】

◆日本人奴隷たちの方言の数々
◆英真なおきさん演じるドン・フェルディナンドの存在感と演技




まとめ

ここまで『エル・ハポンーイスパニアのサムライー』の感想やあらすじ、見どころなどを見てきました。

まとめると・・・

◆『エル・ハポンーイスパニアのサムライー』は期待して良い作品

◆宙組生の演技力とかっこよさ、かわいさが生きる作品

◆コメディ要素が多く最後はハッピーエンド

◆真風涼帆のかっこよさと芹香斗亜の面白さが最大の見どころ

きりん。
きりん。
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