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宝塚『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』感想!キスシーンがやばい!?

雪組公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』に注目が集まっています。

実力派の雪組がギャング映画の初ミュージカル化ということで、話題になりました。

期待の高い作品だけに、実際に観劇した人たちの感想が気になります。

今回は、雪組公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』の感想を見ていきたいと思います。

さっそく始めましょう!

『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』はギャング映画の初ミュージカル化

『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』は1920年代の禁酒法時代のアメリカを舞台に裏社会を生き抜いたギャングたちを描いた有名な映画作品です。

映画では、ロバート・デニーロが主役のヌードルスを演じました。

宝塚が初ミュージカル化をするにあたり、楽曲が作られましたが、非常に曲数が多く、難しい曲が盛りだくさんになっています。

雪組を率いる望海風斗さんと真彩希帆さんだからこそ、できた作品とも言えるかもしれません。




『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』感想

では、観劇した方たちの感想を見ていくことにしましょう。

まずは全体的な感想から。

宝塚大劇場での千秋楽をライブビューイングで観劇した人たちの感想も熱いです!

https://twitter.com/akaten_dayo/status/1224240997409808384
https://twitter.com/j3D34o6mSjBewQS/status/1224243437790085120

千秋楽はやはり特別。

退団者への言葉がけや返ってくる言葉からも望海さんの人間性や組子からの信頼度が伝わってきますね。




『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』ここがよかった!見どころは?

では、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』のよかったところ(見どころ)はどこでしょうか?

望海さん、真彩さんの歌唱力が特に際立った作品のようです。

歌うまコンビとしてすでに周知の事実でしょうが、そこから一歩踏み込んだ領域に達しているのだろうと想像に難くありません。

また、数々の望海さんの歌唱を聞いて感じるのは、セリフの延長に歌があるということ。

【歌うように話し、話すように歌う】

宝塚の中で体現されている数少ないパフォーマーの1人だと思いますので、注目したいです。

さらに、望海さんを中心とした雪組生の演技力にも注目が集まっています。

彩風咲奈さんとの【大人のからみ】彩凪さんの【変化していく人間性】など、 非常に見ごたえがあるでしょう。

その他にも、広い年代を演じ分ける望海さんの表現力や朝美絢さんの色っぽい女役など、見どころは盛りだくさんです。

1本ものですが、オープニングと豪華なフィナーレは宝塚らしく、華やかでかっこよく、美しく観客を楽しませてくれる構成になっているようです。




『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』ここが残念

一方、『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』の「ここが残念」というポイントはどこでしょう?

強いて言うなら、脚本について「全体的に大味」「曲が難解」という印象を受けた方が一定数いるようですね。

楽曲が非常に多く、望海さんをはじめ、雪組生の多くが歌いこなしているという高評価がある一方、「観客の耳には難解すぎて印象に残らない」という意見がありました。

確かに、ミュージカルのよさは耳に残る楽曲でもありますから、1つくらいは誰でも覚えやすい曲があると嬉しいものですよね。

複数回観ると、すとんと堕ちてくるという場合もあるようですが、個人的には複数見なくても印象に残るものは必要だと思います。

作品レベルで、「主演が主演ぽくない」という見方もあるようです。

【宝塚=華やかな主役らしい主役】と想像しがちですし、そういう作品が多いことは事実です。

主役らしくない主役を演じるって主役らしい主役を演じるより何倍も難しいと思いますし、望海さんの【内面に秘めた表現】が注目ポイントとなるのでしょうか。

さらに、映画で象徴的に使用されていた『アマポーラ』が宝塚版で聴けなくて、がっかりという意見は多いですね。




『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』映画は見るべき?

前述のとおり、この作品は映画をもとに舞台化された作品です。

原作がある舞台作品の場合、原作を見るか・・・、見ずにまっさらの状態で観劇するか・・・見解は分かれますね。

もちろん、作品にもよるでしょう。

『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』は、どうなのでしょう。

色々な感想を見る限り、映画を見ることができる場合は、見てから観劇に行くとより理解が深まるのではないかという印象を受けました。

もちろん、予備知識ゼロで宝塚の世界観の中で『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』を楽しみに行くという方法もいいと思います。

ただ、映画を見てから観劇に行った方たちの多くは、「映画を見ておいてよかった」という感想が多いのも事実のようです。

一方で、

「原作を知らなくても充分楽しめる」

「宝塚版の『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』が見れればいいからあえて見ません」

という意見もありました。




キスシーンがやばい!?

いま、ファンの間でちょっとした話題になっているのがキスシーン。

『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』はキスシーンが多めの作品のようですが、特にイチオシなのが、子ども時代のヌードルスとデボラの淡い恋を描く場面。

これは見逃せません!!




まとめ

ここまで雪組公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』の感想を中心に見てきました。

まとめると・・・

◆『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』は1920年代のアメリカが舞台のギャング映画を宝塚が初めてミュージカル化した作品

◆高評価が多く、期待できる作品である一方、宝塚らしい作品を好むファンにとっては少々暗い作品に映る可能性も。

◆見どころは・・・

・望海風斗、真彩希帆の歌唱力

・雪組生の演技力

・朝美絢の色っぽく美しい女役

・スーツ姿の男役がかっこいいかっこいいオープニングとフィナーレ

◆残念な部分は・・・

・曲が難解で覚えられない

・もう少し繊細な感情表現を脚本に入れてほしかった 

・映画で印象的に使用されていた『アマポーラ』が使用されていない など

きりん。
きりん。
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