雪組の娘役である野々花ひまりさんと彩みちるさん。
どちらも路線娘役として新人公演ヒロインを経験しているお二人ですが「トップ娘役にはなれないの?」というファンの声を聞く機会が増えました。
本当に野々花さんと彩さんはトップ娘役は難しいのでしょうか?
また、お二人の魅力の歌や実力も気になるところです。
今回は野々花ひまりさんと彩みちるさんについて見ていこうと思います。
さっそく始めましょう!
目次
野々花ひまりについて
まず、野々花ひまりさんのプロフィールをおさえておきましょう。
野々花ひまりプロフィール
芸名 | 野々花ひまり(ののか ひまり) |
---|---|
出身地 | 福岡県福岡市 |
出身校 | 中村学園女子高校 |
身長 | 163cm |
血液型 | O型 |
愛称 | ひまり、ひま、かほ |
初舞台 | 2013年『ベルサイユのばら』(99期) |
入団時成績 | 17番(37人中) |
ヒロイン経験 | 新人公演2回『幕末太陽傳』『ファントム』 |
趣味 | 舞台鑑賞 |
集めているもの | ミニーちゃんグッズ、キラキラしているアクセサリー、ピアス |
好きな花 | ひまわり |
好きな色 | 黄、赤、白 |
野々花ひまりの現在のポジションは?
野々花さんは、現在の雪組での番手はついていないように見えます。
娘役は男役より番手が分かりにくい傾向があるように思いますし、そうかと思えば突然抜擢されたりすることも珍しくありません。
野々花ひまりの魅力と実力は?
野々花ひまりさんの魅力は何でしょう?
『ファントム』の新人公演では、クリスティーヌを演じたことから歌が期待できるのかと思われがちですが、歌の実力は「音痴ではないけれど…」という評価が多いように思えます。
『壬生義士伝』の新人公演では、その存在感に目を引き付けられたファンもいるようです。
舞台に出たときの華は、天性のものとも言える領域でしょう。
また、「洋物が似合う」という意見もありますね。
宝塚において、洋風な出で立ちが美しく、魅力的だといことは大きな武器と言えるでしょう。
さらに、野々花ひまりさんのもう1つの魅力は「ダンス」と言えるでしょう。
『TAKARAZUKA SKY STAGE』の「ダンサーハント」という番組にも出演しています。
その場を明るくするような雰囲気とともにショーのダンスシーンなどで目を引く存在とも言えます。
彩みちるについて
続いて、彩みちるさんについて見ていきましょう。
彩みちるプロフィール
芸名 | 彩みちる(いろどり みちる) |
---|---|
出身地 | 東京都目黒区 |
出身校 | 洗足学園高校 |
身長 | 163cm |
血液型 | A型 |
愛称 | みちる |
初舞台 | 2013年『ベルサイユのばら』(99期) |
入団時成績 | 12番(37人中) |
ヒロイン経験 | 新人公演3回『星逢一夜』『るろうに剣心』『壬生義士伝』 東上公演2回『ドン・ジュアン』『CAPTAIN NEMO』 |
趣味 | 写真、映画鑑賞 |
集めている物 | 髪飾り、香水 |
好きな花 | チューリップ |
好きな色 | 紺、白、黒 |
彩みちるの現在のポジションは?
雪組の中での、彩さんのポジションは『壬生義士伝』では2番手ポジションのように感じました。
新人公演ヒロイン3回と東上ヒロイン2回という経歴から見ても、劇団からトップ娘役候補として育てられている印象を受けます。
彩みちるの魅力と実力は?
彩みちるさんの魅力は「演技力」ではないでしょうか。
『壬生義士伝』ではみつという吉村貫一郎の娘みつの少女時代を演じ、新人公演ではヒロインのしづ(みよ)を演じ分けました。
この作品自体、みつの少女時代は、かわいらしく感情を表に出すことをメインとした役、新人公演のしづは真逆の心情をぐっとおさえた「静」の演技が求められる難しい役どころでしょう。
どちらも、彩さんの演技力は非常に評価を得た作品だったように感じます。
歌の実力は、本役の真彩希帆さんとの差を感じざるをえませんが、演技力だけ見れば甲乙つけがたいかもしれません。
全国ツアー『Music Revolution!』では、星南のぞみ、朝月希和とともに3人で階段降りがありました。
野々花ひまりがトップ娘役になる可能性
野々花さんと彩さんのプロフィールや実力、魅力をおさえられたところで、ここから気になる本題です。
「トップ娘役になれるのか?」
について考えていきたいと思います。
まずは、野々花ひまりさんから。
結論から言えば、野々花ひまりさんがトップ娘役になるのは正直厳しいのではないかと考えます。
理由は、同期の彩みちるさんの方はヒロイン経験や役付きがいいこと。
新人公演ヒロイン2回というはあるものの、その後のバウヒロインや東上ヒロインがないことからも厳しいと言わざるを得ません。
舞台に立っているときの観客の目を引き付ける華はあるという評価も一定数ありますので、トップ娘役ではなく、別格ポジションを確立していくのではないでしょうか?
彩みちるがトップ娘役になる可能性
彩みちるさんがトップ娘役になる可能性は、それなりにあるのではないでしょうか。
『はばたけ黄金の翼よ』では、出番が少なめでしたが、そもそも娘役が多く活躍できる作品ではありませんので、次回本公演『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』で、どのような扱いになるのか注目していきたいと思います。
また、「彩さんがトップ娘役になれないのでは?」と噂される大きな理由が潤花さんの存在。
潤さんは彩さんの3学年下の102期ですが、彩風咲奈さん主演の『ハリウッド・ドシップ』で東上ヒロインを務められたことが大きいでしょう。
さらに、星組の綺咲愛里さんの後任としてヒガシマル醤油のイメージキャラクターに就任されました。
東上ヒロイン+スポンサーというインパクとは相当大きいです。
もし次回作品『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』で、彩さんと潤さんの役に大きな差があるようでしたら、彩さんのトップ娘役は厳しいと言わざるを得ません。
潤さんは、下級生のように感じますが、同期の舞空瞳さんはすでに星組でトップ娘役に就任しています。
望海風斗さん&真彩希帆さんが退団されたあとにトップ娘役に就任する可能性は高いでしょう。
雪組の次期トップ娘役が見え始めるポイントは次回作品でのポジションと言っていいでしょう。
まとめ
ここまで雪組娘役の野々花ひまりさんと彩みちるさんがトップ娘役になれる可能性や魅力などについて見てきました。
まとめると・・・
◆野々花ひまりと彩みちるは2013年初舞台(99期)の同期生
◆野々花ひまりは番手なしの印象で新人公演ヒロイン2回。
◆野々花ひまりの魅力は「華」と「ダンス」
◆彩みちるは娘役2番手のようにも見える時期もあったが不透明。
◆彩みちるの方が新人公演3回ヒロイン+東上ヒロイン2回と経歴は有利。
◆彩みちるの魅力は「演技力」
◆歌の実力は二人とも突出したものはない
◆次期トップ娘役として可能性が高いのは彩みちるの方ではあるが、潤花の存在感が大きい印象。
◆次回作品『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』が分岐点となる可能性が高いため注目!