宝塚音楽学校の106期生の文化祭が宝塚バウホールにて上演されました。
毎年2月、今年の初舞台生たちが初お目見えするとあって、多くの宝塚ファンが注目するイベントです。
今年初舞台を踏む106期生の文化祭や感想、初舞台や首席入団はどんな生徒なのでしょう?
今回は、106期生について見て行こうと思います。
さっそく始めましょう!
宝塚音楽学校の文化祭
宝塚音楽学校は、宝塚歌劇団の養成機関です。
宝塚歌劇団の生徒になるために、2年間、厳しいレッスンと舞台人としての心構えや立ち居振る舞いなどを学びます。
そんな宝塚音楽学校の文化祭は、どのようなものなのでしょう。
文化祭と言っても、れっきとした公演です。
本科生の集大成を初めて一般の観客にお披露目する大切なイベントです。
もちろん観客はチケットを購入し、観に行きます。
チケット代は1枚¥4000です。
毎年、文化祭に行き、将来有望な生徒を発掘する宝塚ファンもいるほど、注目度の高い公演です。
文化祭の内容
文化祭は3部構成になっています。
【第1部】日本舞踊、歌唱
【第2部】演劇(A、Bの2パターン)
物語: 米ニューヨークを舞台に、新作ミュージカルのオーディションに挑む男女の物語
【第3部】ダンス
それぞれ得意分野を生かし、ソロパートを披露する生徒や予科生のコーラスもあります。
文化祭の感想
続いて、実際に文化祭を観に行った方の感想を見て行こうと思います。
歌唱力の高い方、気になります!
さらに、キレッキレのダンスに美人さんが多いという感想も初舞台が楽しみになりました。
文化祭では、予科生がホール前でプログラムの販売を行っているので、未来のスターに会える貴重な機会でもあります。
今年は、新型肺炎対策のため全員マスクを着用されていましたが、それでも美しく目を引く存在だったようです。
106期生のすみれ募金
宝塚音楽学校では、毎年5月に『すみれ募金』を行います。
すみれ募金とは、小児ガンの子どもたちへの寄付を募るもので、宝塚駅周辺で募金箱を持ち、募金を呼び掛ける運動です。
予科生、本科生ともに参加する宝塚音楽学校では恒例の行事となっており、多くの宝塚ファンが訪れ、将来のスターたちの活動を応援しています。
中には、文化祭より早くご贔屓候補を見つけに行くという熱の入った宝塚ファンもいるほどです。
106期生のすみれ募金の様子はこちら。
106期生の初舞台
106期生は3月2日に宝塚音楽学校を卒業し、同日の午後、宝塚歌劇団の入団式があります。
入団式を終えると、晴れて宝塚歌劇団の生徒となるのですね。
さて、気になる106期生の初舞台は月組公演 『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』です。
2020年4月24日に宝塚大劇場にて初日を迎える公演で、『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』は、歌舞伎役者の板東玉三郎さんが監修を務めることでも注目の公演です。
初舞台生といえば、ロケットですね。
同期全員で立つことのできる、最初で最後の大劇場公演で、宝塚大劇場でしか観ることができません。
キレッキレのダンスを披露した106期生たちのロケットが、今から楽しみです!
106期の首席
106期の首席は、文化祭のリハーサルで代表として挨拶をした平野花奈さんだと思われます。
芸名は華世京(かせ きょう)さん。
華世さんは、日本女子大付属高から宝塚音楽学校に入学した男役さんで、音楽学校の合格発表のときに、「愛嬌あふれる男役になりたい」と話されていました。
世田谷区奥沢にある『天使バレエスクール』の発表会にお花を贈られていらっしゃいましたので、天使バレエスクールでレッスンをされていたのかもしれませんね。
芸名のセンスの良さと「絶対応援する!」というファンがすでに多い!
将来、楽しみです!
まとめ
ここまで宝塚音楽学校106期生の文化祭を中心に見てきました。
まとめると・・・
◆宝塚音楽学校を今年卒業する106期生の文化祭が行われた。
◆宝塚音楽学校の文化祭は、本科生が2年間の集大成とし、初めて公に公演を行うもの。
◆3部構成でダンスや演技、歌などを披露する。
◆文化祭で応援する生徒を見つけるというコアなファンもいて、文化祭への関心は高い。
◆106期生の初舞台は月組公演 『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』にて口上とロケットを披露する。
◆106期の首席は男役の平野花奈さんと思われる。