雪組全国ツアーが盛り上がりを見でています!
演目は『はばたけ黄金の翼よ』『Music Revolution!』
『はばたけ黄金の翼よ』は粕谷紀子さんの劇画『風のゆくえ』が原作。
1985年、当時の雪組トップスター・麻実れいさんが主演をつとめました。
わたくし、きりん。はまだ宝塚のたの字も知らない頃で、映像も含め1度も観たことがない作品です。
どうやら、麻実れいさんのかっこよさは相当なものだったようですね!
望海風斗さん&真彩希帆さんが、満を持して再演ということで、当時を知る人もそうでない人も、今回の全国ツアーは期待値が高まっているようです。
さて、今回はすでに『はばたけ黄金の翼よ』を観劇した人たちの感想を見ながら、この公演の魅力に迫ってみましょう。
さっそくはじめましょう!
『はばたけ黄金の翼よ』あらすじ
まずは、ざっくりとあらすじをおさえておきましょう。
物語を簡単にまとめると…
時代は中世、場所は北イタリア。
戦いに勝利した若き領主ヴィットリオ(望海)は、和平の条件として敵の娘であるクラリーチェ(真彩)と結婚する。
しかし、ヴィットリオは「父の仇」と、クラリーチェに切りつけられる。
元は敵同士の2人だったが、次第に惹かれ合い、真実の愛で結ばれるまでを描く壮大でドラマティックな物語。
こちらが宝塚公式HPに記載されているあらすじです。
※不要な方は読み飛ばしてください。
粕谷紀子氏の劇画「風のゆくえ」を原作とした『はばたけ黄金の翼よ』は、1985年に雪組トップスター麻実れいのサヨナラ公演として上演され鮮烈な印象を残した作品。
宝塚歌劇公式HPより
この度の雪組全国ツアー公演において、演出・小柳奈穂子による新たなアプローチで34年振りに宝塚歌劇の舞台に甦ります。
中世の北イタリア。勇猛果敢なイル・ラーゴの若き領主ヴィットリオ・アラドーロは、宿敵である隣国ボルツァーノとの戦において、領主カンポ公を討ち果たす。
和平の条件としてカンポ公の妾腹の娘クラリーチェとの結婚を要求したヴィットリオだったが、結婚式の夜、彼女から父の敵として短剣で斬りつけられる……。
自らの手で運命を切り開こうとするクラリーチェに心を奪われるヴィットリオ。そしてクラリーチェもまた、非情な支配者の顔の奥に秘められたヴィットリオの優しさに触れ、次第に彼に惹かれていく。
しかし、長年覇権を争ってきた両国間に渦巻く権謀術数が、二人の前に立ちはだかり……。
敵同士の二人が、真実の愛によって結ばれるまでを、ドラマティックに描く物語。
『はたばけ黄金の翼よ』感想①ここがいい!
では、実際に観劇した人はどのような感想をもったのでしょう。
望海さんの演技力と歌唱力が今回も高く評価されているようですね。
『壬生義士伝』の家族・ふるさと愛を貫き通す吉村貫一郎からのヴィットリオですから、そのふり幅の大きさ、そしてどの役も説得力が尋常じゃないという望海さんのポテンシャルにただただ驚きを隠せないレベルのようです…。
『はばたけ黄金の翼よ』感想②ラブシーンが…
そして、どうやら皆さん気になるのは結婚初夜のラブシーンがどうなっているか…について。
初演を知らないわたしはまったく分からないのですが、とにかくこの場面に対してはツイートが熱い!
初演に比べて、だいぶおとなしめ(?)のシーンとなっているようですね。
初演を知っているファンにとっては、「物足りなさ」を感じたりするのでしょうかね?
『はばたけ黄金の翼よ』感想③ここがもったいない!?
全体的に好印象の感想が圧倒的に多い『はばたけ黄金の翼よ』ですが、「ちょっとここが…」という内容の感想も少しではありますが、見てみることにします。
どうやら、朝美絢さん演じるファルコのシーンに対して「もっとこうしてほしかった!」というファンの叫びが多いように感じます。
もっとしっかり朝美さんの演技を観たかったという感想が多いですね。
朝美さんのパフォーマンスについては賞賛されている方も多いです。
まとめ
ここまで雪組全国ツアー『はばたけ黄金の翼よ』の感想を見てきました。
まとめると・・・
◆高評価の感想が多く目立つので期待して良さそうな公演!
◆見どころは…
①望海風斗の演技力の幅の広さと歌唱力
②真彩希帆の歌唱力と少年姿
③望海&真彩の陰陽とラブシーン
④朝美絢と永久輝せあの演技と貴族感