公演全般

【最新】宝塚の人気公演・作品ランキングがすごい!おすすめ演目は?

宝塚はオリジナルや海外ミュージカルなど様々な作品を通年で公演しています。

これまで100年以上の歴史の中で上演された作品は膨大!

何度も再演される作品もあります。

そんな宝塚の上演作品の中で人気の高いおすすめ作品をジャンル別にまとめました。

さらに、ジャンル別の作品から総合ランキングを作成!

宝塚を観始めたなかりのビギナーさんにも、ベテランファンにも役立つランキング、さっそくはじめましょう!

宝塚歌劇のおすすめ作品【芝居】

まず、宝塚の【芝居】から、おすすめ作品を見ていくことにしましょう!

きりん。
きりん。
最後に【総合ランキング】を発表しますのでお楽しみ♪

ヨーロッパの歴史が好きな人におすすめの作品は?

◆『エリザベート』(1996初演・再演多数)
おすすめ度:★★★★★

◆『スカーレット・ピンパーネル』(2008初演・再演2回)
おすすめ度:★★★★★

◆『うたかたの恋』(1983初演・再演多数)
おすすめ度:★★★★

宝塚歌劇が得意分野とも言えるヨーロッパの歴史ものの中でも、特におすすめしたい作品を選んでみました。

『エリザベート』『うたかたの恋』はオーストリアの話で、『スカーレット・ピンパーネル』はフランスの話です。

おすすめは『エリザベート』と『スカーレット・ピンパーネル』でしょう。

どちらも1本ものと呼ばれるショーのない作品で、じっくりと作品の世界に浸れることと最大のポイントは楽曲の素晴らしさです。




気楽に楽しみたい人におすすめの作品は?

◆『ルパン三世ー王妃の首飾りを追え!ー』(2015・雪組)
おすすめ度:★★★★★

◆『めぐり会いは再び』(2011・星組)
おすすめ度:★★★★

★『GOD OF STARS-食聖-』(2019・星組)
おすすめ度:★★★★

◆『王妃の館』(2017・宙組)
おすすめ度:★★★

肩に力を入れず、とにかく気軽に楽しみたいという方におすすめの作品です。

クスッと笑えて、宝塚ならではのロマンスもさらっと入っている作品です。

すべて時間は約1時間半ですので、ちょっとした空き時間に宝塚の世界を楽しめます。




恋物語が好きな人におすすめの作品は?

◆『ロミオとジュリエット』(2010初演・再演多数)
おすすめ度:★★★★★

宝塚のどの作品をとっても恋物語が描かれていない作品は皆無ではありますが、その中でもロマンスと言えば、やはり『ロミオとジュリエット』でしょう。

宝塚で上演している『ロミオとジュリエット』はフレンチミュージカルで、楽曲がとにかくかっこいい!!!

仮面舞踏会のシーンやロミオたちが歌う『世界の王』という曲をはじめ、どの曲も耳に残る素晴らしいものばかりです。

これまでに宝塚では再演を繰り返されてきた作品ですし、これからも再演される可能性が高いでしょう。

ロミオとしてもっとも合っていたのは、月組公演の明日海りおさんかなと思います。

龍真咲さんと役替わりでロミオとティボルトを演じ話題になりました。

また、雪組の音月桂さんのロミオも素敵でした。

色々な組の『ロミオとジュリエット』を見比べてみるのもおすすめです。




泣ける時代劇が観たい人におすすめの作品は?

◆『壬生義士伝』(2019・雪組)
おすすめ度:★★★★★

◆『星逢一夜』(2015・雪組)
おすすめ度:★★★★

日本物と言えば雪組!雪組と言えば日本物!と呼ばれるほど雪組の時代劇は素晴らしいです。

また心の中にしまい込んだ感情をじわじわとにじみ出すように表現することのできる演技力は、目を見張るものがあります。

『壬生義士伝』と『星逢一夜』はどちらも最近の作品で、同じ出演者が多数出ています。

特に『星逢一夜』の望海風斗さん、咲妃みゆさん、『壬生義士伝』の望海風斗さんの演技には大注目です。

どちらも時間は、約1時間半です。




明るいブロードウェイミュージカルが好きな人におすすめの作品は?

◆『ミーアンドマイガール』(1987初演・再演多数)
おすすめ度:★★★★★

◆『ガイズアンドドールズ』(1984初演・再演2回)
おすすめ度:★★★★

明るくて楽しい!これぞブロードウェイ!という作品です。

観ているときも、観終わったあともHAPPYな気持ちになれるのが特徴です。

ショーのない1本物ですが、あっという間に時間が経ってしまう気になるでしょう。

『ミーアンドマイガール』は初演の剣幸さんとこだま愛さんの歌唱力が圧巻ですが、いまとなってはなかなか映像で観ることは難しいかもしれません。

『ガイズアンドドールズ』は一番最近再演された2015年の星組公演がおすすめです。

ネイサンを演じる北翔海莉さんの見事な歌唱力と、紅ゆずるさん演じるネイサン、礼真琴さん演じるアデレイドとの掛け合いも見ごたえがあり、楽しいですよ。




映画好きな人におすすめの作品は?

◆『オーシャンズ11』(2011初演・再演2回)
おすすめ度:★★★★★

◆『雨に唄えば』(2003初演・再演2回)
おすすめ度:★★★★

◆『風と共に去りぬ』(1977初演・再演多数)
おすすめ度:★★★

ハリウッド映画の舞台化も数多く行ってきた宝塚ですが、再演されている作品を挙げてみました。

この中でもおすすめは『オーシャンズ11』です。

観ていて痛快!宝塚版にかなりアレンジされていますが、男役のスーツ姿をこれでもかと堪能できるうえ、楽曲がどれも素敵です!

これまで主演のダニー・オーシャンを演じたのは柚希礼音さん、蘭寿とむさん、真風涼帆さん。

どのダニーもとにかくかっこいい!

『TAKARAZUKA SKY STAGE』でも定期的に放送されますので、3組の『オーシャンズ11』を見比べてみるのもオススメですよ♪




アニメや漫画好きな人におすすめの作品は?

◆『ベルサイユのばら』(1974初演・再演多数)
おすすめ度:★★★★

◆『るろうに剣心』(2016・雪組)
おすすめ度:★★★★★

◆『ポーの一族』(2018・花組)
おすすめ度:★★★★★

◆『花より男子』(2019・花組)
おすすめ度:★★★★

◆『天は赤い河のほとり』(2018・宙組)
おすすめ度:★★★

最近の宝塚で多いのは、コミックやアニメの舞台化です。

『ベルサイユのばら』は宝塚の代名詞ですが、それだけじゃありません!

劇画から飛び出してきたと錯覚するほどの再現力に原作ファンの好評を得た作品ばかりです。

劇画ならではの物語性と宝塚のビジュアルが相まって、非常に見ごたえのある作品が多数誕生しました。

ビジュアルで息を呑むのは『るろうに剣心』と『ポーの一族』でしょう。

舞台作品としての中身も素晴らしいので、必見です!




宝塚の人気作品ランキング!!

さて、ここまでジャンルごとに様々な作品を見てきました。

その中でも、もっとも人気のある作品ベスト3の発表です!

迷ったら、まずはこの3作品を観ることをおすすめします!

さらに、宝塚を知らない人に紹介するときの参考にもなりますよ。

では、発表します!

第3位

『スカーレット・ピンパーネル』

◆2008年・星組 主演:安蘭けい
◆2010年・月組 主演:霧矢大夢
◆2017年・星組 主演:紅ゆずる

『スカーレット・ピンパーネル』が第3位となりました。

フランス革命後のフランス・パリで、イギリス紳士・パーシヴァル・ブレイクニーが正体を隠し、王太子ルイ・シャルルの救出を目指す痛快活劇です。

物語の背景は血なまぐいパリの街が中心ですが、その中でもスカーレット・ピンパーネルらしい笑いと小粋な戦術で計画を遂行していく姿が何とも面白く、重さを感じさせない演出と登場人物のキャラクターが際立っているのが特徴です。

初演の星組は公演は、第16回読売演劇大賞優秀作品賞、第34回菊田一夫演劇大賞を受賞しました。




第2位

『ロミオとジュリエット』

◆2010年・星組 主演:柚希礼音(梅田芸術劇場)
◆2011年・雪組 主演:音月桂
◆2012年・月組 主演:龍真咲&明日海りお(役替わり)
◆2013年・星組 主演:柚希礼音

『ロミオとジュリエット』が2位となりました。

宝塚が長年描いてきたロマンスを現代版にアレンジされた『ロミオとジュリエット』として1つの形を作り上げた素晴らしい作品です。

2001年にフランスで初演された作品です。

前述したとおり、この作品は楽曲の美しさが際立っています。

また、宝塚版から誕生した「愛」という役。

対照的な「死」も登場しますが、どちらもセリフはなく、ダンスだけで表現する難しい役どころです。

星組の礼真琴さんの「愛」が素晴らしく、見どころと言えるでしょう。

また、この作品は役替わりが多いため、これまでに7パターンの『ロミオとジュリエット』が存在します。




第1位

『エリザベート』

◆1996年・雪組 主演:一路真輝(花聰まり)
◆1996年・星組 主演:麻路さき(白城あやか)
◆1998年・宙組 主演:姿月あさと(花聰まり)
◆2002年・花組 主演:春野寿美礼(大鳥れい)
◆2005年・月組 主演:彩輝なお(瀬奈じゅん)
◆2007年・雪組 主演:水夏希(白羽ゆり)
◆2009年・月組 主演:瀬奈じゅん(凪七瑠海)
◆2014年・花組 主演:明日海りお(蘭乃はな)
◆2016年・宙組 主演:朝夏まなと(実咲凛音)
◆2018年・月組 主演:珠城りょう(愛希れいか)

()内はエリザベート役

堂々の1位は『エリザベート』です。

1996年の初演以来、この再演回数を観てもらうと、いかに宝塚で需要があるかが分かると思います。

さらに『エリザベート』が上演されると、ただでさえチケット難の宝塚がさらにチケット難に陥るということから考えても、宝塚の人気作品のトップと言っていいでしょう。

ウィーン版や東宝版はエリザベートが主役ですが、男役が主演を務める宝塚では、トートが主役です。

これまでに、数々の個性豊かなトートが誕生しました。

『エリザベート』はとにかく楽曲が難しく、歌いこなせるようになるために相当な努力と鍛錬が必要な公演と言われています。

これまでに、素晴らしい歌唱力のトートを挙げてみましょう。

初演の一路真輝さんは言うまでもなく、姿月あさとさん、春野寿美礼さん素晴らしい歌唱力とともに魅了されました。

春野さんがトート役を演じた花組公演から『私が躍る時』という素晴らしい楽曲が追加されました。

最近では、朝夏まなとさんや明日海りおさんのトートもよかったです!

主役がトート…とはいえ、エリザベート役にももちろん注目する必要があります。

やはり初演と宙組でエリザベートを演じ、現在も東宝で演じられている花聰まりさんの右に出る者はいないと感じます。

漂う王妃としての気品は、神々しいほどです。

これまで、コンビで素晴らしかったのは

・一路真輝&花聰まり
・姿月あさと&花聰まり
・春野寿美礼&大鳥れい
・朝夏まなと&実咲凛音

ではないかと思います。

また、歌唱力のある白羽ゆりさんのエリザベートもとてもよかったです。

水夏希さんは歌唱力を補うビジュアルや雰囲気作りがとても優れた方でしたので、雪組の『エリザベート』もおすすめです。




まとめ

ここまで宝塚の人気作品やおすすめ作品について見てきました。

宝塚は『ベルサイユのばら』ばかりやっている劇団ではありません。

海外ミュージカルやオリジナル作品、また今回紹介できなかったショーにも素晴らしい作品がたくさんあります。

これから宝塚を観てみようと思った方にも、長年宝塚を観ているベテランファンさんにも楽しんでいただけるようにジャンル分けをして作品を紹介してみました。

舞台は生ものですので、いつも観れるわけではありませんが『TAKARAZUKA SKY STAGE』などの専門チャンネルも活用すれば、過去の宝塚作品も存分楽しむことができますので、是非活用してみてくださいね。

ショー作品も別の機会に紹介したいと思います。

お読みいただきありがとうございました。

きりん。
きりん。
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