宝塚のチケットは毎公演チケット難で争奪戦となることが多いですよね。
どうしても行きたい公演なのに「チケットがない…」というファンのため息があちらこちらから聞こえてきます。
そんな方に残された最後の手段とも言えるのが【当日券】でしょう。
宝塚では当日券は必ず毎公演、公演日当日に発売されますので、頑張れば購入できるチャンスがあります!
しかし、宝塚には当日券専門で観劇するという超ベテランのファンもいますので、当日券を購入したいと思ったときには、それ相応の準備が必要と言えるでしょう。
そこで、今回は当日券を購入するための秘策をまとめます。
しっかり準備して当日券をGETしましょう!
それでは、さっそく始めます。
宝塚の当日券とは
公演当日に販売されるチケットを【当日券】と呼びます。
宝塚でも毎公演、当日券の販売があります。
当日券には2種類あります。
①一般発売で売れ残ったチケット
②当日券として用意されている座席
公演当日、①と②が販売されるのです。
宝塚大劇場では①と②、東京宝塚劇場では②のみの販売になることが多いです。
理由は、東京公演は通常一般発売で売れ残るということはまずないため、当日券として用意されているチケットのみの販売になるためです。
発売時間や購入方法についてはこちらの記事も参考にしてください。
※紹介している方法は通常回の当日券についてです。
新人公演(東京)や千秋楽は、公演前日に電話で整理番号をもらうシステムのため、方法が異なります。
ご注意ください。
当日券は何時から並ぶ!?
当日券は公演・劇場・曜日によっても異なるため、「〇〇時間前から並ぶと確実に買える」という答えはありません。
しかし、だいたいの目安は知りたいですよね。
まず、当日券は【早く並びさえすれば、確実に購入でき観劇できる】ため、当日券狙いのファンは相当の気合いと覚悟を持って列に並ぶということをおさえておいてください。
並び始める目安の基本的な考えとしては・・・
【自分が行けるもっとも早い時間】に劇場に到着すること
特に争奪戦が激しい東京公演の週末は、始発に乗るのは当然と言えるでしょう。
それでも、劇場までの時間は人それぞれですので、購入できる確約はない厳しい戦いでもあります。
なかには劇場近くのホテルに滞在している方たちは、その立地条件を生かし、始発前から並ぶことも珍しくありません。
ただし、徹夜で並ぶことは宝塚・東京ともに禁止されていますので、始発が動き出す5時前頃から列ができる場合が多いでしょう。
それでは、宝塚大劇場・東京宝塚劇場ごとに目安を見ていきましょう。
宝塚大劇場の当日券
それでは、宝塚大劇場の当日券の特徴と並ぶ時間の目安をまとめます。
前述のとおり、公演の人気度によってかなり差がありますので、あくまで目安とお考え下さい。
※目安の時間に並んだとしても、当日券の購入を約束するものではありませんのであらかじめご了承ください。
平日1回公演 |
比較的すいているので、始発でなくても立ち見で観劇できる可能性が高い。 【目安】8:00頃でもまだ買えることが多い |
---|---|
平日2回公演 |
1回公演より購入できる可能性が高い。特に2回目がねらい目。 【目安】10:00過ぎても立ち見が購入できる日が多め。 |
週末公演 |
競争倍率高め。 【目安】人気公演は始発で! |
新人公演 |
公演ごとに差がある。 【目安】7:00頃に行けば購入できるが、公演時間前(17:00台)も購入できる公演もあるので読みにくい。 |
千秋楽 |
8:30までに列に並んだ人の中で抽選を行う。 【目安】8:30で締め切られるので余裕をもって行きましょう。 |
東京宝塚劇場の当日券
続いて、東京宝塚劇場での当日券の特徴と目安をまとめます。
宝塚大劇場同様、あくまで目安としてご理解ください。
また東京は当日B席42枚+立ち見のみ販売されることが一般的です。
※目安の時間に並んだとしても、当日券の購入を約束するものではありませんのであらかじめご了承ください。
平日1回公演 |
比較的狙い目。始発でなくても立ち見で観劇できる可能性が高い。 【目安】7:00頃でもまだ買えることが多め |
---|---|
平日2回公演 |
狙い目。1回公演より購入できる可能性が高い。特に2回目がねらい目。 【目安】8:00頃でも立ち見が購入できる日が多め。 |
週末公演 |
競争倍率高め。 【目安】始発などできるだけ早く! |
新人公演 | 前日に電話。 |
千秋楽 | 前日に電話。 |
東京の当日券を狙いたい方は可能性あれば、平日公演を狙いましょう。
しかし、平日でも下記の公演は始発で並ぶ必要がある可能性が高めです。
・トップスターや人気スターの退団公演(『A Fairy Taleー青い薔薇の精ー』『GOD OF STARS』などは大変でした・・・)
・多くのファンが待ちわびていた再演作品(『エリザベート』『オーシャンズ11』など)
・千秋楽間近
当日券に並ぶときの持ち物
当日券を狙うときは、始発で劇場に向かう必要がある場合があるということは分かりました。
しかし、当日券を購入できるまで、長い時間、列に並ぶことが予想されます。
長い場合、約5時間は待つことになります。
長時間、外で過ごすために【役立つ持ち物】をおさえておくことをおすすめします。
【共通】
◆敷物+折り畳みクッション(座布団)or折り畳みイス
◆飲み物+軽食など
◆ウェットティッシュ
◆暇つぶしグッズ(本、タブレット、ノートPCなど)
◆傘(天気予報をチェックして必要なら)
【夏場】
◆日傘(屋根のない場所で並ぶこともあります)
◆熱中症対策グッズ(首に巻くタオルや塩あめ、携帯扇風機など)
◆サングラス、帽子など日よけグッズ
◆飲み物(多めに。もしトイレに行く場合は必ず後ろの人に声をかけて)
◆虫よけグッズ
◆汗ふきシート
【冬場】
◆防寒グッズ(カイロ、ブランケットなど)
◆折り畳みイス(地面にシートを敷くのは冷たいです)
◆温かい飲み物
◆マスク
特に夏場、冬場に並ぶ場合は、自分ができる限り快適な環境を整えることは非常に重要です。
まとめ
ここまで宝塚の当日券を購入するためにおさえておいた方がいいことを中心に見てきました。
まとめると・・・
◆宝塚の当日券は、公演当日に毎公演販売される。
◆前売りで入手できなかった人にとって最後の手段と言える。
◆当日券は先着順のため(一部抽選や前日に電話の場合もあり)早く並びさえすれば確実に購入できる。
◆宝塚大劇場・東京宝塚劇場ともに平日の2回公演がある日がおすすめ。
◆週末は始発で劇場に向かう気持ちで!
◆持ち物は長くて5時間並ぶことを想像し、自分がもっとも快適な環境で過ごせるよう必要なものを準備うること。
◆特に夏場・冬場の体調管理には注意が必要!