どうも!きりん。です。
雪組で存在感を増している朝美絢さん。
月組時代の朝美さんを観ている人には、その輝きや注目度は明らかに違うように思えるのではないでしょうか。
そこで、今回は「朝美絢は雪組でトップになる可能性が急浮上してきているのでは?」と気になりました。
はたして「朝美絢はトップになるのか?」
について徹底調査してみたいと思います。
さっそく始めましょう!
朝美絢は組替えで成功したスター
朝美絢さんは、2017年5月、月組から雪組へ組替えしました。
雪組での活躍と人気ぶりは目を見張るものがあります。
【組替え】で大きく躍進したスターの例と言えるでしょう。
月組時代の朝美絢
月組時代の朝美さんは、キリっとした美しさから、当時から目を引く存在ではありましたが、突出した路線スターという扱いではなかったように思えます。
芝居では、3学年下の暁千星さんと役替わりをしたり、ショーでも、ペアのように登場する場面が多い印象でした。
もちろん、新人公演主演2回と暁とW主演となったバウホール公演も経験している実績は大きいことに違いはありません。
しかし、どうしても、下級生と一緒の場面が多いことや、役替わり、W主演の場合、勢いのある下級生に押されがちになる傾向があるのかもしれません。
人気、劇団の期待度ともに、暁さんに注目が集まっている印象を受けたのは、きりん。だけではないかもしれません。
月組の95期では研5の試験では、愛希れいかさんに次ぐ成績をおさめていた朝美さんですから、男役95期として月組の先頭を走る存在でした。
ただ、他の組の同期、礼真琴、柚華光、月城かなと、桜木みなとに比べると、暁の存在が大きかったためか、「トップにはならないかも…」と正直感じる月組時代だったように思います。
雪組へ組替えで朝美絢が大躍進!
そんな月組時代を経て、雪組へ組替えしたのが2017年。
望海風斗さんのトップスター就任とほぼ同じ時期でした。
この組替えで朝美絢さんのスター街道が大きく変わることになります。
組替えというのは、ただ組を変わるという単純な話ではなく、その組の特徴が反映されるということ。
いわば、組は1つの会社のようなもので、その経営方針は会社ごとに異なるように、組ごとにも異なるのです。
月組は、同期や学年が近いスター同士を競争させて成長を促す手法が多いと感じます。
一方雪組は、競争ではなく「個」を重んじる傾向があるように思えます。
組のイメージもまったく違います。
◆月組は「新しい」「挑戦的」「改革」
◆雪組は「伝統」「落ち着いている」「実力派」
もちろん、5組それぞれに特徴はありますが、特に月組と雪組は大きく異なる要素を持っているように思えます。
朝美さんにとっては、雪組の「じっくりと個性を生かしながら成長させる」という経営方針が合っていたのではないでしょうか。
壮一帆、早霧せいな、望海風斗など役者ぞろいの雪組(芝居の雪組とも言われます)のDNAを受け継いできた中に身を置くことで、新たな朝美絢の魅力が開花していったのかもしれません。
『凱旋門』『ファントム』『壬生義士伝』など、細かい心理描写を必要とされる作品の中で、役者としても大きく成長を遂げていく機会に恵まれたようにも思えます。
特に『壬生義士伝』の斎藤一役は、大きな転換期となる役になったはずです。
また『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』では、キャロルという色っぽい魅力あふれる女役を体当たりで演じており、幅の広さをアピールしています。
朝美絢は雪組トップスターになるのか?
さて、気になる本題「朝美絢は雪組トップスターになるのか?」についてですが、着々と条件は整っている印象です。
まず、これまでの雪組の番手を見てみましょう。
トップスター | 望海風斗 |
---|---|
娘役トップスター | 真彩希帆 |
2番手 | 彩風咲奈 |
別格(3番手) | 彩凪翔 |
4番手など | 朝美絢・永久輝せあ |
そして、今後の番手に大きな影響を与える要因が2つ。
①永久輝せあが花組へ組替えしたこと
②組替えで誰も雪組へ移動してきていないこと
雪組の御曹司である永久輝せあは朝美絢の2学年下の97期。
新人公演主演回数4回という驚異的なトップ候補で、ほぼ間違いなくトップになる存在です。
さらに、雪組の2番手は彩風咲奈。
新人公演主演を5回も務めた近年稀に見る経歴の持ち主。
この両者に挟まれた形になっていた朝美絢ですが、おそらくこのままだと彩風咲奈がトップになり、退団後は次期VISAガールでもある永久輝せあが引き継ぐ可能性が高かったでしょう。
しかし、永久輝が花組へ組替えしたことで、朝美絢に正式に番手がつくチャンスが広がったと捉えることができるでしょう。
逆に、永久輝の組替えは、このまま雪組にいると「トップスターになるまで時間がかかりすぎる」という劇団側の判断とも言えそうです。
ということは、彩風咲奈→永久輝せあという流れはなくなり、永久輝に代わる誰かが入るということを意味するでしょう。
その誰かは「朝美絢」である可能性が大きいのではないでしょうか。
少し先の雪組の番手はこのようになっているのではないかと予想します。
トップスター | 望海風斗 |
---|---|
娘役トップスター | 真彩希帆 |
2番手 | 彩風咲奈 |
3番手 | 朝美絢 |
別格 | 彩凪翔 |
『義経妖狐夢幻桜』 でバウ単独主演を果たしている朝美さんに残るは「東上主演」だけ。
東上主演が発表されれば、さらにトップスターへの可能性は高まると考えていいでしょう。
望海風斗さんの退団時期は2020年中ではないかと予想できますので、今後1年で雪組の体制が大きく変わる可能性も考えられます。
今後とも、注目していきたいと思います。
まとめ
まとめると・・・
◆朝美絢は組替えで成功したスターと言える!
◆月組は「競争」戦法
◆雪組は「個性を生かす」戦法
◆雪組の役者DNAを受け継ぎ、新たな朝美絢の魅力を開花させた結果、魅力アップ!
◆永久輝せあが花組へ組替えしたのは朝美絢がトップになる可能性が浮上したためとも考えられる。
◆朝美絢の東上初主演が発表されたら、トップスターになる可能性が高い!