星組新体制がついに始動!
礼真琴さん主演のロックオペラ『モーツァルト』が初日を迎えました。
令和初のトップコンビとなった礼真琴、舞空瞳はともに首席コンビ!
その技術力からしても、どんなコンビになるのか期待しながら待っていたファンは多いのではないでしょうか。
その証拠に『モーツァルト』は非常にチケット難となりました。
12月14日の公演は、全国の映画館でライビビューイングされることになりましたね。
そんなプレお披露目公演『モーツァルト』はどんな舞台なのか、気になります。
すでに観劇した方の感想をまとめてみることにします。
正直…すごいです…。
客席降りも気になりますので、調べてみます。
さっそく始めましょう!
『モーツァルト』の感想
期待度の高い公演ほど、初日が明けてみて「ん…?意外に普通…」とは「期待を裏切られた…」という感想が怖かったりするものですが、『モーツァルト』はどうだったのでしょうか?
まずは全体の感想から。
正直、絶賛するコメントばかりしか見当たりません。
通常どんな公演であっても「ここが残念だった…」というコメントは必ずと言っていいほどあります。
色々な意見を紹介したいと思って探すのですが…『モーツァルト』はほとんど見つけられない。
これは、【相当高かった期待をさらに超える作品なのではないか】とさらに期待値が上がってしまいますね。
では、具体的にどのようなところがよかったのか、詳しく見ていきましょう。
『モーツァルト』の歌がすごい!
望海風斗&真彩希帆に続く【耳福コンビ】の誕生で、歌うま好きな宝塚ファンにとって雪組に…、星組に…と、忙しい時代になりました。
ロックオペラというタイトルがついているだけに『モーツァルト』は楽曲数が非常に多く、難しい曲も多い作品ですね。
そして、その楽曲を歌いこなすのは礼さんだけでなく、いまの星組は歌えるメンバーが多いことも、この作品のクオリティを上げていることに間違いないでしょう。
そうそう、礼さんの踊りながらまったくぶれない歌(声)にいつも驚かされます。
『ESTRELLAS(エストレージャス)』でも、カーテン前のダンス&歌のシーンは圧巻でした。
また、『モーツァルト』でも、観ていてスカッとする礼さんのハイクオリティな歌に客席が包まれるようですね。
さらに踊るだけではなく、この公演では後ろに倒れてもなお歌う礼さんがちょっとした話題に!?
すごいシーンです!
そして、いい意味で宝塚らしくない作品という意見も多いのが特徴です。
さらに、礼さんだけではなく、星組の歌うまたちが活躍する姿が観れるのも嬉しいですよね。
小桜ほのかさん、白妙なつさん、夢妃杏瑠さんも歌う場面が多いようですね。
『モーツァルト』のダンスがすごい!
ダンスの実力は折り紙つきの礼&舞空コンビですので、観客の期待値もおのずと高くなるダンスですが、モーツァルトでも魅せてくれるようですよ。
楽曲も多いけど、ダンスナンバーも多い!!
ということで、短い公演とは言え、出演者の体力面が気にはなってしまいますが、1公演1公演全身全霊でものすごいパワフルなダンスが見れそうですね。
見どころはたくさんあるでしょうが、その1つは【1幕ラスト】と言ってもいいでしょう。
この場面でのモーツァルトは、すべてを失い、失意の中で歌う場面のようですが、その後ろで舞空コンスタンツェが素足で圧巻のダンスを披露してくれるようです。
あまりに圧倒された客席に終演後、礼さんは「あまりの静寂に驚いた」ようですので、まさに【時が止まった】かのような空間がそこにあったのでしょう。
『モーツァルト』の演技がすごい!
さらに、専科から出演している凪七瑠海さんの好演が光るようですよ。
凪七さんは、モーツァルトの才能に嫉妬するイタリア人音楽家の【サリエリ】という人物を演じています。
昔見た映画に出てきたサリエリ、悪いんですよね~。
しかし、宝塚版はどのように描かれているかというと、ただの悪役としてではなくモーツァルトの【才能】をただ嫉妬する悪役ではなく、人間味のあるサリエリとして表現されているのではないかな~と推測します。
太陽と月、陰と陽のような関係性が際立つ存在として、キーパーソンであることに違いなさそうですね。
さらに、モーツァルトがサリエリを笑わせようとするシーンがあるようですね。
これは、毎公演アドリブが炸裂しそうなシーンになることでしょう。
さらに、コンスタンツェはモーツァルト同様、なかなかの変わり者で悪女と評されることもあったようですが、宝塚版ではかわいらしいコンスタンツェになっているようです。
舞空さんのコンスタンツェも楽しみですね。
『モーツァルト』の客席降りは?
そしてもう1つ気になることとといえば【客席降り】
はたして『モーツァルト』で客席降りはあるのでしょうか?
答えは…あります!
ヤッター!!
①礼真琴が客席前方へ客席降り
②大勢で通路に客席降り
礼さんは後方へは行かないようですが、大勢の星組生が通路いっぱいに降りてきてくれるようなので、楽しいですね!
そして、礼さん単独での客席降りもあります。
前方を歩かれて下手の最端通路を通って後方の扉を出て行かれます。
まとめ
ここまで星組ロックオペラ『モーツァルト』の感想や見どころなどを見てきました。
早くも再演を期待する声も聞こえます。
もしかすると『ロミオとジュリット』のように、本公演での再演という可能性もあるのでしょうか?
これからどんどん成長を遂げていきそうな公演ですから、今後が楽しみですね♪
まとめると・・・
◆『モーツァルト』は礼真琴&舞空瞳の星組トッププレお披露目公演
◆初日が明けての感想は…絶賛の嵐!
◆残念だという声が見当たらない、とにかく期待していい作品
◆『モーツァルト』の見どころは…
①礼真琴のダンス・歌は圧巻!
②サリエリを演じる凪七瑠海の演技!
③舞空瞳の1幕ラストのダンスと演技、そしてかわいらしさ
④豪華な客席降り