雪組トップコンビ・望海風斗さんと真彩希帆さんが2021年4月11日をもって宝塚を退団することが発表されました。
本題に入る前に、少しだけこの話題に触れます。
歌うまコンビ、相思相愛コンビとして多くのファンを魅了し続けた、だいきほ。
そのタカラジェンヌとしての活躍はあとわずかとなってしまうのはとても悲しく寂しい思いがしますが、多くのファンの心にはずっと残り続けます。
そして、その輝きを目と心に焼き付けておきたいと思います。
大劇場の千秋楽翌日には退団発表がなかったことから、ファンの中には「もしかしたら…」という淡い期待が生まれていたと言っても過言ではないでしょう。
検索エンジンに「望海風斗」と打ち込むと「退団しない」というキーワードが出てくるほど、関心の高さがうかがえました。
おそらくは、大劇場千秋楽の直後の発表を避けた理由は、次に控えた新生星組のお披露目公演が関係していたのではないでしょうか。
話題をさらってしまうことは避けたいという望海さん&真彩さんの配慮があったのかもしれません。
宝塚を愛した名コンビの退団は、寂しい思いしかありませんが、宝塚は常に前を見据えて動き続けています。
今回は、望海さん、真彩さんの退団が発表されたいまだからこそ考えらえる、雪組の今後や番手について見て行こうと思います。
前置きが長くなりましたが、さっそく始めましょう!
目次
雪組の今後
ここからは、雪組の今後について見ていきましょう。
望海風斗&真彩希帆の退団で1つの時代が終わる
望海風斗さん、真彩希帆さんの退団される日は2021年4月11日です。
『fff-フォルティッシッシモ-』『シルクロード~盗賊と宝石~』の東京公演千秋楽をもって退団されます。
実力派コンビとして数々の感動を客席に届け続けたトップコンビが、宝塚を卒業し、1つの時代が終わりを告げることになります。
『ファントム』『壬生義士伝』『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』・・・。
どの作品も、望海さんと真彩さんだからこそ作り上げることができた世界観・質・情熱・愛だったように感じます。
新生雪組の船出
こさて、雪組が新体制になるのは、2021年4月12日から。
雪組次期トップスターには彩風咲奈さん、トップ娘役には朝月希和さんが就任することになりました。
多くのファンは「次期トップは彩風さんで間違いないだろう」と思っていたでしょうが、彩風さんの相手役は未知数だったのではないでしょうか。
相手役となる朝月さんの就任に多くのファンは歓迎している印象が強く、お似合いのコンビになるのではないでしょうか。
新トップ娘役予想は当たりか?外れか?
これまで、彩風さんの相手役となる新トップ娘役は誰になるのか?と題し色々と予想をしてきましたが、今回は見事に外れました。
当時の記事も載せておきます。
この記事ではまったくお名前が出てこなかった朝月さんですが、「どんな魅力があるのか?」「どんなトップコンビになるのか?」についてこちらの記事にまとめてあります。
雪組の2番手について
新トップコンビが発表されたところで、次に気になるのは雪組の番手がどうなるのかということでしょう。
2021年4月12日からの雪組の2番手・3番手がどうなっていくのかということですね。
まず現状はどうなっているかというと、2番手の彩風さんは不動ですが、3番手、4番手は曖昧な状態と言えるでしょう。
というのも、彩凪翔さんと朝美絢さんがどちらが3番手でどちらが4番手なのかちょっと分かりづらい。
階段降りの順番は朝美さんが先、彩凪さんがあとですから、この順番だけ見れば彩凪さんが3番手、朝美さんが4番手となりますが、番手はそう簡単に判断できるものでもありません。
ファンの中でも見解は大きく分かれるでしょう。
個人的には、望海さんが退団するまではこのまま、遅くとも彩風さんの新体制が始まってから、分かりやすい変化があるのではないかと思っています。
そうでないと、2番手が曖昧という状態になってしまいますので、それは避けるべきでしょう。
2番手は朝美絢?
とはいえ、もやもやしたままで記事を書くわけにはいきませんので、あくまで個人的な見解を書いておくと、新体制下ので2番手は朝美絢さんでしょう。
劇団が推している95期ですし、月組から雪組に組替えして以降、明らかに人気と実力ともに上昇しています。
将来的に各組の主要メンバーを95期で揃えたいと考えているなら、このタイミングで2番手に抜擢される必要があります。
ただ、新トップスターのお披露目公演と同時に、2番手とはっきり分かるかは現段階では不明です。
なぜなら、彩凪翔さんの方が上級生ですし、これまですべての公演の階段降りで、朝美絢さんのあとに彩凪翔さんが降りてきているので、急に逆転するという可能性は低いかもしれません。
では、彩凪さんはどうなるのでしょうか。
彩凪翔のポジションは?
続いて気になるのは、新体制後の彩凪翔さんのポジションです。
これまで、朝美絢さんよりは上のポジションではありましたが、3番手という明確な位置づけとも言えない状態でした。
いわば、別格スターに近いという認識です。
そんな彩凪翔さんのポジションが気になるのですが、あくまで雪組に居続けた場合の話。
というのも、個人的には彩凪さんは異動があるのではないかと考えています。
あくまでわたくし、きりん。の勝手な推測ですが、もしかすると「専科へ行くことになるのではないか」と思うのです。
というのも、専科から愛月ひかるさんが星組へ異動され、華形ひかるさんは退団されます。
現在、専科スターが凪七瑠海さんしかいない状態です。
少ないですね・・・。
そこで、彩凪翔さんが専科へ異動するという可能性もあるのではないかと考えます。
もちろん、新体制の雪組で別格スターとして新トップを支えるという可能性も否定できません。
また、朝美さんのところで前述したように、お披露目と同時に異動・・・とはならないかもしれません。
雪組新体制が落ち着いたら…というタイミングもありえます。
もし、彩凪さんの異動があれば、3番手が気になります。
雪組には、諏訪さきさん、縣千さん、彩海せらさんなど実力派の若手スターが育っています。
今後はさらに活躍の場を与えられ、その期待に応えられるだけの人材がいるのは心強いでしょう。
しかし、すぐに3番手になるかというと話は別。
もしかすると、別の組から異動があるかもしれませんね。
まとめ
ここまで、望海風斗さん、真彩希帆さんの退団にともない、今後の雪組と番手について考えてきました。
まとめると・・・
◆雪組トップコンビは2021年4月11日で宝塚を卒業する。
◆次期トップは彩風咲奈、トップ娘役は朝月希和。
◆2番手は朝美絢、彩凪翔は別格スターとして雪組を支える存在となるか異動の可能性も否定できないのでは?
◆3番手があくので、組替えの可能性も考えられる。