今回は紅ゆずるサヨナラショーについて詳細レポです!
◆サヨナラショーの曲名は?
◆退団挨拶で何を語ったの?
◆あの紅子が大暴れ!!!
◆お花渡しが誰でどんな様子だった?
紅さんのサヨナラショーを観た人も観ていない人も、最後は観たような気になる詳細レポ!
さっそくはじめましょう!!
目次
紅ゆずるサヨナラショー
まずサヨナラショーの内容はどのようなものだったのでしょう?
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サヨナラショーで紅ゆずるさんが歌われた曲名です。
◆『スカーレット・ピンパーネル』 ~ひとかけらの勇気~
◆『オーム・シャンティ・オーム』
◆『オーシャンズ11』~夢を売る男~
◆『ガイズ&ドールズ』~Sue Me~
◆『スカーレット・ピンパーネル』~あなたこそ我が家~
◆『キャッチミーイフユーキャン』~Seven Wonders&Good bye~
◆『Another World』~ありがたやなんまいだ~
紅さん以外の生徒さんが歌われた曲名です。
◆『スカーレット・ピンパーネル』~あなたを見つめると~(綺咲)
◆『Killer Rouge (キラールージュ) 』(如月・麻央ほか)
◆ 『ESTRELLAS(エストレージャス)~星たち~』(礼、如月、麻央ほか)
では、紅さんが登場したサヨナラショーのシーンを中心に細かく見ていきましょう!
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①『スカーレット・ピンパーネル』
『スカーレット・ピンパーネル』のパーシーで上手セリからせりあがって登場!
銀橋を渡りながら 『ひとかけらの勇気』を熱唱しサヨナラショーの幕開けです!
②『 オーム・シャンティ・オーム 』
金色のキラッキラの衣装に身を包んだ退団者3名のシーン。
・綺咲愛里
・如月蓮
・麻央侑希
美稀千種扮するお母さんも登場し、ひと際目立っていました!
やっぱりお似合い♪
③『オーシャンズ11』
緑の衣装で銀橋で歌うのは『オーシャンズ11』のベネディクト。
俺の親父はギャンブル好きで~♪
のラスベガスで成り上がった自分の生い立ちを歌う歌でね。
さらに、上手よりサングラスをかけた如月蓮&麻央侑希が登場し・・・
「スーパーマンが何て名前だ?」
の問いに・・・
麻央「クラーク・ケント!!!」
と叫んで殴られ、続いて
如月「テリー・ベネディクト!!!」
のシーンを再現。
④『ガイズ&ドールズ』
礼真琴扮するアデレイドが「ネイサーン!!!」と登場。
懐かしいネイサン&アデレイドが再び見れるなんて!
『ガイズ&ドールズ』を観劇したファンにとっては懐かしさがこみ上げてくる瞬間ではないでしょうか。
アデレイドに振り回されっぱなしの紅ネイサンのまま
下手に退場。
⑤ついに紅子が!
お待たせしました!紅子さんの時間です!
紅ゆずるのファンで、好きすぎる一心で【客席案内係】になったという彼女がいつものように客席案内係の制服姿で登場です!
舞台中央でせり上がっていく紅子は
「ちょ、降ろして!!」
「高所恐怖症なんだって!」
「フラットでいいって言ったじゃない!!!」
と大慌ての紅子でしたが、せりが下りて一安心。
「フラット!」と確認してからは紅子の大興奮が止まらない!
「ついに!ついに来たわ!」
「ホームグラウンド!聖地!!」 と舞台に座り込んですりすり。
「これがゆずるちゃんの吸ってる空気ね!」と全身で空気を吸いまくる紅子。
「あ、銀橋!さわっとこ!」
「あ、花道!さわっとこ!」
「あ、せり!さわっとこ!」
さらに銀橋を渡りながら「スターさんが通りときにライトがつくのよねー!」
銀橋に赤いライトがつくと
「なんで赤いかっていうと、紅子だからね!」
「お気遣いありがとうございまーす」
とスタッフさんにもお礼。
興奮が最高潮に達した紅子だが、客席の反応がイマイチなことに不満な様子。
「 泣いてんの?笑ってんの?どっち!?」
「2500人もいるんでしょ!!」と叱咤。
たしかに、紅子さんが登場しているのに客席は控えめ。というより、客席は涙涙で笑いたいけど笑えない・・・
すると、客席から「泣いて笑って忙しい!!」と声が!
「ありがとう!」と紅子。
さらに
「佐々田先生!オケピの皆さんにも、ありがとう!!!」
紅子の姿で、周りのスタッフに感謝を伝える紅さんの姿は胸にせまるものがありました。
まだまだ紅子の客席への畳みかけは続きます!
「ペンライト出しなさい!」客席ではごそごそとペンライトが点灯されると
「ペンライトってのは、楽しいときに使うのよ!!!」
「1階席!」 「めっちゃキレイ!!」
「2階席!!」 「感動的!!」
「3階席!」
「・・・ないわ!」
とペンライトの光に大変満足そうな紅子。
さらに、
「あたしは遠視なのよ!立ち見も2階席までぜーんぶ見えてんのよ!」
と終始、客席中をひっかき回していましたが、
「え?もう時間!?!?」
「大劇場はねぇ、ミラーボールで知らせてくれんのよ!」
そして
「星小路紅子!ゆずるちゃんに代わって御礼申し上げます!」
と三つ指ついてお辞儀。
客席「紅子ー!これからも頑張ってー!」
紅子「がんばるでー!」「ゆずるフォーエバー!!!」
紅子、退場。
⑥大階段
真っ白の衣装で紅ゆずると綺咲愛里が大階段に登場。
『スカーレット・ピンパーネル』の【あなたこそ我が家】
♪あなたこそ我が家だ~
世界で1人信じてる♪
これまで星組を引っ張り続けた二人にぴったりのシーンだったのではないでしょうか。
⑦礼真琴からバラを渡され・・・
『キャッチミーイフユーキャン』より「Good bye」歌いながら
銀橋を渡り、礼真琴から渡せれた赤いバラを1本1本客席へ。
紅さんはファン時代に、サヨナラショーをするトップさんがバラを客席に投げ入れるシーンを見て「最近やる人があまりいないから、絶対にやりたい!」と強く思っていたようです。
確かに、最近あまり見ない光景でしたね。
とても印象的なシーンでした。
⑧フィナーレ
曲調が変わり、急に和風テイストに。
白燕尾に和風というなんとも珍しい組み合わせの中、組子が総出演して『ANOTHER WORLD』の「ありがたやなんまいだ」を歌い踊りフィナーレ!
♪そりゃそりゃ ありがたや~
そりゃそりゃ なんまいだ~♪
のまま幕。
さいごに・・・
チーン
鈴の音とともにサヨナラショーは終わります。
最後の最後まで「クスッ」と笑わせてくれる。
観客やファンを最後の1秒まで楽しませようとしてくれる紅さんの熱い気持ちが本当によく伝わってくる最高にHAPPYなサヨナラショーだったように思います。
そういう気持ちに余計泣けてくるんですけどね…(泣)
紅ゆずる退団挨拶とお花渡し
大階段を降りてきた紅ゆずるに、同期の桜乃彩音さんがお花を渡していました。
組からのお花渡しは礼真琴さん。
涙涙の礼さんの頬を手をあて、涙をぬぐってあげる紅さんの姿は感動的でした。
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紅ゆずる退団挨拶
「初めて・・・(涙で声にならない)初めて宝塚を観た感動は・・・今でもはっきり覚えています」
「虜となって大劇場を見ているだけで幸せだった」
「初舞台で客席を見て感動を届けられるようになろうと強く思った」
と語りだしました。
「・・・泣くつもりじゃなかったんですけど」
と涙をこらえられない紅さん。
「舞台がわたしのすべてでした。」
「わたしがここに立たせてもらっているのは・・・諦めなかったから」
「ちょっと前に出ます。〇列目がかぶっているので…」
一歩前に出て、客席を笑わせていました。
「舞台の端にいたわたしを応援してくれるファンがいたから・・・」
「先生、仲間。誰一人欠けても今のわたしはここにいませんでした」
「諦めなければ夢は叶うことを宝塚は教えてくれた」
「東京まで・・・清く 正しく そして朗らかに・・・」
涙とともに宝塚への愛が炸裂した紅さんの退団挨拶でした。
紅ゆずるカーテンコールでの言葉
「『言葉にできない』という小田和正さんの歌がありますが、本当に言葉にできない・・・」
「本当に相手役があーちゃん(綺咲愛里)でよかった」
「小学5年の土曜の昼下がりにTVをつけてなかったら・・両親にチケットを取ってもらわなかったら・・苦労をかけてきた両親にも「ありがとう」と言いたい」
「端にいたわたしを見出してくださった皆様への感謝」
「どの組でもそうだと思いますが、大階段の一番端にいる、舞台の端にいる下級生も力を抜くことなく、全力でやってます。是非見てあげてください!」
「もうわたしの顔はぐちゃぐちゃでございます・・・」
「本当に!本当に!ばっかりで【本当に王子】と言われるんですけど・・・」
「200周年のときも、いるかどうか分かりませんが・・・【FOREVER TAKARAZUKA】と歌った限り、永遠に」
「生まれ変わってもタカラジェンヌになりたいと本当に思ってます!」
「宝塚は選ばれた者。その者たちが伝統を背負っていく」
「私が主演をさせていただいていることはありえない奇跡みたいなものなんです」
「宝塚を目指す人たち!宝塚は厳しいところだけど、それ以上にステキなことがいっぱい」
「この光景を今日も夢で見たい」
「(綺咲愛里に)本当に宝塚に入れてよかったねー」
※一語一句同じではありません。
記憶とメモを頼りに紅さんの言葉を書きました。
まとめ
紅ゆずるさんのサヨナラショーと退団挨拶などを振り返ってきました。