宝塚歌劇団、花組の娘役・都姫ここさんが注目されています。
明日海りおさんの退団公演『A Fairy Taleー青い薔薇の精ー』の新人公演で初ヒロインを演じました。
今回は、都姫ここさんの魅力と実力、トップ娘役になる可能性について考えていきたいと思います。
さっそく始めましょう!
目次
都姫ここプロフィール
まずは、都姫ここさんのプロフィールを見ておきましょう。
芸名 | 都姫ここ(みやひめ ここ) |
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出身地 | 岡山県岡山市 |
出身校 | 山陽女子高校 |
身長 | 161cm |
誕生日 | 2月17日 |
愛称 | ことか、こつ |
初舞台 | 2018年『Killer Rouge』(104期) |
入団時成績 | 7番(40人中) |
趣味 | 音楽を聴くこと |
集めているもの | キラキラしている物 |
好きな花 | ガーベラ、バラ |
好きな色 | ピンク、紫、赤 |
好きな食べ物 | チョコレート、チーズ、生ハム |
特技 | まつげの上につまようじを乗せること |
新人公演 | ヒロイン1回『A Fairy Taleー青い薔薇の精ー』 |
2018年が初舞台の都姫ここさんですが、すでに新人公演のヒロインに抜擢されました。
本公演では 『A Fairy Taleー青い薔薇の精ー』 のヒロイン、【シャーロット幻(子ども時代)9歳】を演じています。
本公演を観劇しましたが、猫を追いかけて走り回るかわいらしい姿が印象的で、宝塚の娘役らしい品と容姿、そして元気で好奇心の強いシャーロットの少女時代をしっかりと演じている姿も印象的でした。
これからますます注目されていく娘役さんでしょう。
都姫ここのダンス・歌・芝居の実力は?
さて、これほど早い時期に抜擢された都姫さんですが、ダンスや歌の実力はどうなのでしょう?
歌、ダンス、芝居ともに、現時点でその実力を判断するには、材料が非常に少ないと言わざるを得ませんが、すでに分かっていることと実際の舞台での印象をもとに見ていこうと思います。
入団時の成績は104期の中で7番目。
40名の中の7番ですから、上位ですね。
さらに、花組へ配属された104期、8名の中では天城れいんさんに次ぐ2番目で、娘役では1番の成績です。
都姫ここのダンスは?
『A Fairy Taleー青い薔薇の精ー』での都姫さんは、かわいらしく可憐なダンスが印象的でした。
役に合わせて踊ることができるのではないでしょうか。
ショーでは、まだ注目して観れていないので、次回の観劇で注目していこうと思います。
都姫ここの歌は?
新人公演の歌を聴く限り、声量がもう少しついたらさらにいいのではと感じましたが、役の心情を歌に乗せて表現するということが、すでに出来つつあるように感じました。
もちろん、まだ入団して間がないのでこれからまだまだ伸びしろばかりでしょうが、都姫さんは心を表現できる舞台人に成長していかれるのではないでしょうか。
宝塚に入団する生徒さんたちにとって、 音程を合わせることはさほど難しくないことでしょうが、心情を歌で表現するということに関しては今一つという生徒さんは大勢いるように感じます。
その中で、感情を歌に乗せることができるのは大きな武器です。
今後、期待して注目していきたいポイントだと感じます。
都姫ここの芝居は?
感情を歌に乗せられる人は、お芝居も上手な傾向にあると思います。
本公演のシャーロットの幻(9歳)の役は、セリフもあり、薔薇の精エリュとの初めての出会いが描かれている、いわば物語の導入部として非常に大切な部分です。
その場面を違和感なく、9歳の少女のはずむ心とともに生き生きと表現されていたように感じます。
違和感のない【かわいらしさ】は、宝塚の娘役の必須条件だと思いますので、舞台であれだけ表現できる都姫さんは、お芝居も期待できるのではないでしょうか。
都姫ここの魅力は?
都姫ここさんの魅力は、なんといっても舞台での【かわいらしさ】ではないでしょうか。
宝塚の娘役には絶対に必要な【可憐さ】【品】とともに、舞台に立っているだけで観客に「あ、かわいいな♪」と思わせる【雰囲気】を兼ね備えているように感じます。
この【雰囲気】は、非常に大きな魅力ですし、努力して身に付けられるものではありませんので、天性のものとも言えるかもしれません。
星組トップ娘役の舞空瞳さんと通じるところがあるようにも感じます。
今後が楽しみな娘役さんの1人です。
都姫ここの課題は?
歌う際の声量は前述しましたが、もう1つ挙げるとするなら、【かわいらしさからの逸脱】
身長は161cmと小柄なことと、容姿から何もしなくても【かわいらしく】見えます。
それは宝塚の娘役として非常に大きな武器なのですが、別の面を見せられるようになったら、役の幅が広がることは間違いないでしょう。
そのような点でも、『A Fairy Taleー青い薔薇の精ー』の新人公演で、シャーロットを演じる機会に恵まれたことは、幸運だったと言えるでしょう。
娘役のヒロインでありながら、年老いた姿まで演じられる役はなかなかありませんから。
おそらく演技力に関して、成長著しいのはないかと思うので、【大人らしい表現】を身に付けることができれば、期待大です!
まだまだ入団したばかりですから、経験を積んで、色々な役と出会っていくことで都姫さんなら身に付けられるのではないかと思います。
都姫ここがトップ娘役になる可能性は?
少し気が早いですが、「都姫ここはトップになるのか?」気になるファンは少ないのではないでしょうか。
もちろん、組替えなどの可能性ももちろんあるのですが、このまま花組に在籍した場合、トップ娘役としての可能性は多いにあると考えています。
現在の花組はトップ娘役は華優希さんですね。
華さんは100期で2014年初舞台です。
最近のトップ娘役は、どんどん低年齢化(下級生化?)している傾向がありますね。
星組新トップ娘役の舞空瞳さんは2016年入団の102期ですから、都姫ここさんと2学年しか変わりません。
通常、トップスターの就任期間は約3年というのが一般的ですので、華優希さんの後任としてトップ娘役になる可能性も考えられます。
「華さんは短期になるのでは?」という憶測があるのは事実ですので、分かりませんが、もし華さんが短期なら他の組から次期トップ娘役として組替えしてくる方がいるかもしれません。
舞空瞳さんが星組へ組替えされたことで、正直花組の路線娘役が少ない印象です。
都姫さんがこのまま順調に経験を積んでいけば、間に1人入る可能性はありますが、トップ娘役の可能性は高いと考えていいのではないでしょうか。
まとめ
ここまで花組娘役、都姫ここさんについて見てきました。
まとめると・・・
◆都姫ここは2016年入団の花組の娘役。
◆入団時の成績は7番で、花組では2番。(娘役では1番)
◆ 『A Fairy Taleー青い薔薇の精ー』 の新人公演で初ヒロインに抜擢される。(104期初)
◆芝居や歌で感情を表現することができる期待したい生徒の1人
◆トップ娘役の可能性は高いと考えられる。
◆華優希の退団時期にもよるが、華の後任の可能性もある。