花組トップスター・明日海りおさんの退団公演のショーです。
『シャルム!』はどんなショー?
まず、『シャルム!』はどんなショーなのでしょう?
舞台は?
主演の明日海りおさんは
「パリと聞いたとき、レビューなかんじなのかな?」
と思ったそうですが、「地下都市」と聞いてビックリされたとか。
オープニングは真夜中
「ちょっと降りてみよう!」と地下都市へ行ってみたら
そこはとんでもないものがうごめいている!?
「すごい世界へお連れしましょう!」と出演者たちに呪文をかけられ、
観客は、そのすごい世界へ連れていかれちゃうんですね!
これぞ宝塚!というオープニングが必見!
妖艶に、エネルギッシュに、出演者たちが暴れまわっています!
感想は?
◆お芝居とガラっと雰囲気が違う観客を飽きさせないショー!
◆オープニングが名作『ル・ポワゾン』のようでかっこいい!
◆銀橋にずらりとスーツで並ぶ花男のシーンは圧巻!
◆黒燕尾のシーンがとにかくオススメ!ハンカチ必須!
◆黒燕尾の明日海りおと瀬戸かずや、水美舞斗、柚香光との
やりとりが感動的すぎる!
◆何度も観たくなるショー!
◆明日海さんがこれまで演じてきた役が振りの中にほとんどあるらしい!けど、見つけるのはかなり難しい…。
大階段の黒燕尾の場面は観る人は心をつかまれずにはいられない・・・。
というほどオススメの場面。
さらに、退団する明日海りおと組子たちとの絆や思い、愛情がバンバン客席に伝わってきて、涙腺崩壊のファンも多いことでしょう。
新トップ娘役となった華優希とのデュエットダンスは短めにさらっと踊ると
いう程度で終了です。
色々な意見があるとは思いますが、明日海さんは華さんのことを終演後の挨拶でこんな風に語っています。
わたくしと組ませていただきますのは、この1作のみになりますが、どうぞ・・・、まぁ少々温かく、時に厳しく見守って下されば幸いでございます。
全体を通し、明日海りおの男役人生最後、宝塚人生最後のショーをして、集大成の明日海りおの魅力が詰まったショーです。
オープニングと黒燕尾は特に必見です!
客席降りはあるの?
オープニングで明日海さんが少しだけ客席に降りてきますが、大勢の組子が客席へ降りる場面はありません。
明日海さんのみ前方席(1~3列あたり)を少し歩く程度のおとなしめの客席降りとなっています。
意味は?
『シャルム!』の意味はフランス語で
魅力、色香、魔法、呪文
を意味する言葉だそうです。
ちなみに色香は「いろか」と読み、色や香り以外に、女性の色気を表現する言葉でもあります。
魔法や呪文もファンタジー要素の強いものではなく、「妖艶」な魅力のある部分が今回のショーに表現されているのではないでしょうか。
チケットは買える?
チケット難が続く宝塚の作品の中でもこの公演は特に超絶チケット難の部類に入るでしょう。
宝塚大劇場での前売りは完売しています。
東京公演は9月15日が一般発売ですが、一般発売は瞬殺でしょうし、宝塚以上にチケット難が予想されます。
あとは
①当日券
②千秋楽のライブビューイングを映画館で見る
という方法です。
ライブビューイングは宝塚大劇場、東京宝塚劇場どちらも千秋楽に全国の映画館で上映されます。
また、当日券は宝塚での公演で、始発で行っても立ち見券がギリギリ、または購入できないという方もいます。
当日券狙いの方は(特に週末公演)は万全の対策が必要です!
東京より当日券が多い宝塚の公演で、このような状態ですので、東京公演は、さらに争奪戦ですね。
東京はいつも当日B席(最後列)42枚+立ち見券のみと当日券の枚数自体が少ないですので、始発では間に合わないという状態が常態化する可能性もあります。
または『おけぴ』でチケット譲渡・交換するという方法もありますが、いずれにしても譲渡は一瞬で問い合わせが殺到するでしょうし、交換は【他公演複数枚:花組1枚】という条件で交換してくれる人を探すと可能性があるかもしれません。
そのくらいのチケット難だということですが、どうにか希望する人が観れることを願っています。
まとめ
◆ショーの感想はおおむね高評価
◆黒燕尾のシーンは特にオススメ!
◆客席降りは明日海さんが前方席だけ少し
◆デュエットダンスは控えめ、少なめ
◆チケット難極まれり!
◆前売りor一般で入手できないときは当日券かライブビューイングを狙おう!
しかし、どちらも簡単に入手できるわけではなさそう。
◆『おけぴ』で譲渡・交換を狙おう!