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宝塚花組『マスカレードホテル』感想がすごい!?あらすじ・配役・キャストは?

花組男役スター・瀬戸かずやさんの初東上主演作品となる『マスカレードホテル』が幕を開けました。

人気作家・東野圭吾さんの原作で、木村拓哉さん主演の映画化もされた話題作が宝塚の舞台でどう表現されるのか気になります。

今回は宝塚版『マスカレードホテル』の感想とあらすじ、キャストを映画と照らし合わせながら見ていこうと思います。

さっそく始めましょう!

『マスカレードホテル』あらすじ

まず『マスカレードホテル』のあらすじを押さえていきましょう。

後半はネタバレを含みますので、知りたくない方は「ここからネタバレ」と書かれた部分以降は読み飛ばしてください。

マスカレードとは「仮面舞踏会」の意味。

宝塚でもよく使われますね。

仮面舞踏会ホテル?

一体どんなホテルなのでしょう?

かなりざっくりとしたあらすじですが、まとめておきます。

【ホテル】で潜入捜査!

3件の連続殺人事件が起きます。

犯人が残した暗号には、次なる事件は『コルテシア東京』という一流ホテルで起きる可能性が高いことが判明。

ホテルで潜入捜査を決行!

刑事の一人、新田浩介(瀬戸かずや)はフロントに配属され、山岸尚美(朝月希和)に指導を受けることに。

刑事・新田vsフロント・山岸

切れ者だが、勝手な行動が多い新田刑事に手を焼く山岸。

ホテルに来る人々は【お客様】という仮面を被っている。

ホテル側はその仮面を決して剥がそうと思ってはいけない

山岸は新田にそう伝え、新田も次第にホテルマンとしての言動が身についていく。




個性的でわけありな客たち

『コルテシア東京』には、数々のわけありな客がやってくる。

◆バスローブを盗むカップル

◆手袋をつけ、目が見えていそうな視覚障害者女性

◆ストーカー被害を訴え「この男を近づけないで」と男の写真を持ち歩く女性

◆新田にだけ嫌がらせのような無理難題を突き付ける中年男性

◆ストーカー被害を隠しながら結婚式に臨む新婦

その客たちの対応に誠意を持ってこなしていく山岸の姿を見て新田は彼女への見方を改めていく。


↓↓ここからネタバレを含みます↓↓




連続殺人の真相

さて、ここから同一犯による連続殺人事件と考えられていた事件は、すべて犯人は異なる事件だと判明。

新田の元相棒である能勢の協力を得ながら独自に捜査を進める。

すると、『コルテシア東京』で結婚式を挙げる新婦をストーカーしている人物が怪しいと捜査線上に上がる。

この人物は、恨みのある人物が2人いて、この2人を殺すためには別の関係ないい事件と関連付けて捜査をかく乱する必要があったのではと新田は気づく。

結婚式当日

結婚式当日、披露宴会場に向かう新婦へ近づく怪しい女性を発見する山岸。

新田が追い詰めると、それは女装した男だった。

男の手には、連続殺人事件の現場で発見され暗号と同じようなメモが握られていたが、男はバイトで雇われた人物で犯人ではなかった。

名古屋で独自捜査をしていた能勢から事件と関わりのある人物が学生時代に所属していた劇団の写真が送られてくる。




真犯人

そこに映っていた老婆役の女性に見覚えがある新田。

その女性は、新田が一度フロントで見かけた視覚障害のある女性だった。

新田は手袋をした視覚障害者に目をつけていたのだが、山岸は「そういうお客様もいるでしょう」と取り合わなかった人物。

彼女の部屋に呼ばれた山岸は「儀式に付き合って」と言われ、気付くと手足を拘束されている。

1年前、山岸のフロントでの対応が犯人の恨みを買っていたことに気付く山岸。

新婦のストーカー被害も犯人がすべてでっちあげた事件だった。

犯人が山岸を手にかける寸前、新田が犯人を取り押さえ、事件は未遂に終わる。




『マスカレードホテル』感想

かなりざっくりとしたあらすじですが、『マスカレードホテル』の内容でした。

さて、実際に、宝塚の舞台を観劇した人たちの感想を見てくことにしましょう。

まずは全体的な感想から。

https://twitter.com/wDaiHZxELruEYwf/status/1214137113530093569

全体的にまとまっていて、ストレスなくミステリーの世界を楽しめたという感想が多い印象です。

瀬戸さんの刑事&ホテルマン姿は、非常にかっこよく、渋さとクールさを併せ持つ瀬戸さんにぴったりの役だったのではないでしょうか。




『マスカレードホテル』ここがいい!

『マスカレードホテル』は非常に高評価で、正直想像以上の感想の数々でした。

瀬戸かずやさんのかっこよさはもちろんのこと、音くり寿さんの存在感と歌唱力に絶賛の声が集中しています。

https://twitter.com/maki64274113/status/1214154593833115648

さらに、元相棒の能勢役を面白く好演している飛龍つかささんは注目でしょう。

登場の度に客席から笑いが起きるおいしい役どころです。




『マスカレードホテル』ここが残念…

一方、『マスカレードホテル』で残念だったところはあるのでしょうか。

色々調べてみましたが、「ここがちょっと…」という感想がほとんどない!

かなり期待してよさそうですし、楽しい作品になっているのでしょう。

強いて言うならば…ということでしたら、「他の生徒の出番やセリフが増やしてくれたら・・・」という意見がありました。

https://twitter.com/cuiyGMh1SxlodGb/status/1213791858893000704

ただ、全体的にとても高評価です。

今後観劇予定の方は期待してよさそうですね。

『マスカレードホテル』配役・キャスト

宝塚と映画の主要キャスト表です。

役名 宝塚版(映画版)
新田浩介 瀬戸かずや(木村拓哉)
山岸尚美 朝月希和(長澤まさみ)
能勢 飛龍つかさ(小日向文世)
藤木総支配人 汝鳥伶(石橋凌)
栗原健治 高翔みずき(生瀬勝久)
長倉麻貴 音くり寿(松たか子)
稲垣 和海しょう(渡部篤郎)
杉下キャプテン 帆純まひろ
高山佳子 咲乃深音(前田敦子)




『マスカレードホテル』は映画や小説で予習は必要?

作品によっては、原作を予習してから観劇した方がいいものとそうでないものがありますね。

『マスカレードホテル』に関しては、予習なしで大丈夫ではないかと思います。

予備知識ゼロで劇場へ行ったとしても充分に理解できるストーリーです。

さらに、ミステリーという性質上、わざわざ犯人を知っておく必要はないと思います。

まだ原作も映画も読んだり観たりしていない方は、そのまま劇場へ行かれることをおすすめします。

宝塚版にアレンジされている場所も多いようですので、宝塚のミステリー感を楽しむのがいいのではないでしょうか。




まとめ

ここまで花組公演『マスカレードホテル』の感想を中心に見てきました。

まとめると・・・

◆『マスカレードホテル』は東野圭吾原作のミステリー小説で映画化もされている。

◆瀬戸かずやの東上初主演作品

◆すでに観劇した人の感想は非常に評判がよく、期待してよさそうな作品である可能性が高い

◆見どころは・・・

・瀬戸かずやのホテルマンとしてのかっこよさ

・花組へ戻った朝月希和さんの上品なホテルマンらしさ

・飛龍つかささんの笑いを誘う好演

・音くり寿さんの歌唱力

きりん。
きりん。
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