ついに幕を開けた星組公演『眩耀の谷(げんようのたに)』『Ray-星の光線-』
95期初のトップスター・礼真琴さんと102期初のトップ娘役・舞空瞳さんのお披露目公演として非常に注目度の高い公演です。
どちらも首席入団という実力派コンビがどんな作品を作り上げるのか興味がわきます。
今回は、お芝居『眩耀の谷(げんようのたに)』のあらすじ、意味などともにすでに観劇した方の感想を見ていきたいと思います。
さっそく始めましょう!
『眩耀の谷』 あらすじ
まずはあらすじをざっくりとおさえておきましょう。
公式載っているあらすじを簡単にまとめます。
◆時代は紀元前800年頃、場所は中国の 汶(ぶん)という小国
◆汶は周に攻め込まれ統治下となる。
◆汶にやってきた管武将軍(愛月ひかる)と丹礼真(礼真琴)がやってくる。
◆将軍から聖地と呼ばれる【眩耀の谷】にいる探索を命じられ、礼真だが、眩耀の谷で汶族の舞姫・瞳花(舞空瞳)に出会う。
◆礼真の運命は思いもかけぬ方向に流されていく…。
謝珠栄先生が星組のために書き下ろしたオリジナル作品とのことですが、中国を舞台にした物語のため、漢字がいっぱい・・・。
名前もちょっとごちゃごちゃしているので、理解するまでにちょっと時間がかかりそうです(汗)
『眩耀の谷』意味
さて、公演タイトルの『眩耀の谷(げんようのたに)』ですが、漢字変換しても【眩耀】という字が出てきません。
この作品で初めて見た、聞いたという方が多いのではないでしょうか。
一体どんな意味なのでしょうか。
【眩耀】
読み:げんよう
意味:まばゆいほどに輝くこと。まぶしくて目がくらむこと。また、目をくらますこと。
使い方:「人の目を眩耀する」など -コトバンクより-
要は、見ていられないほどピッカピカ!ということなんですね。
宝箱を開けたらピッカーン!と光線が出てくるみたいな図を想像してしまいました・・・。
そういえば、お芝居のあとのショー『Ray-星の光線-』にも通じるような気がします。
新生星組はピッカピカですよ!ってかんじでしょうか。
『眩耀の谷』感想
ここからは実際に観劇した方たちの感想を見ていくことにしましょう。
まずは全体的な感想から…。
歌もダンスも多めのようですね。
ショーではもちろんそうなるだろうと思っていましたが、お芝居から飛ばしてるかんじなのでしょうか。
『眩耀の谷』のここが好き!見どころは?
続いて『眩耀の谷』で好きだった点や見どころなどが気になります。
やはり星組のレベルがトップコンビによってぐっと押し上げられているのでしょう。
瀬央ゆりあさんの【謎の男】という役、とても気になりましたので、物語の要になるような役どころなのでしょうか。
とにかくおいしい役でかっこいい役という意見もありました。
他に、舞空瞳さんの演技力、星組の歌唱力が全体的に上がっているという評価もありました。
『眩耀の谷』のここが残念…
一方、この作品で「残念なポイント」「ん?」と思うような部分はあるのでしょうか?
多くの方が感じたのは「お披露目にはちょっと重いのでは?」ということのようです。
謝珠栄先生の独特な世界観は、好き嫌いが分かれやすい作品になっているかもしれませんね。
実力派コンビだけに、製作者側からの相当な期待をかけられているのでしょうが、若いトップコンビのお披露目。
すっきり!楽しい!と思われるような作品でもよかったのに…と感じる人がいるのも当然でしょう。
まとめ
ここまで星組公演『眩耀の谷(げんようのたに)』の感想やあらすじを見てきました。
まとめると・・・
◆『眩耀の谷』の舞台は紀元前の中国。
◆【眩耀】(げんよう)の意味は「まばゆく輝いている」
◆感想は歌・ダンスともに高評価のものが多い。
◆お披露目には重い…と感じる人も一定数いる
◆好き嫌いが分かれる作品である可能性がある。