月組トップスターの珠城りょうさんの名前を検索すると出てくるキーワードに「退団」があります。
多くの人が気になる話題のようですね。
そこで、今回は
さっそく、はじめましょう!
目次
珠城りょうの退団時期を考える
珠城りょうさんは2016年、龍真咲さんのあとを継ぎ、月組トップスターに就任しました。
入団9年目でのトップ就任は、天海祐希さんに次ぐ スピードと話題になりました。
お披露目は同年10月『アーサー王伝説』。
翌2017年、大劇場でのお披露目公演は『グランドホテル/カルーセル輪舞曲』でした。
涼風真世さんのサヨナラ公演の再演作で話題となりました。
さて、珠城さんが大劇場でお披露目をしてから2年半。
トップスターの任期は平均3年ですので、「そろそろ退団するのでは?」という声が上がり始めています。
では、珠城さんは、本当にそろそろ退団するのでしょうか?
答えは…
珠城りょうは2020年中には退団しない
「珠城りょうさんの退団は、2020年ではありません」
と、ほぼ間違いなく断言できるでしょう。
その理由を解説しますね。
珠城りょうが2020年に退団しない理由
毎年、秋に発表される翌年の宝塚カレンダーの詳細情報。
この詳細情報のなかで、どのスターが何月に掲載されるかが発表されます。
①宝塚スターカレンダー
②宝塚ステージカレンダー
についての情報ですよ♪
カレンダーの掲載月には、ルールがあるのです!
それは・・・
その月に掲載されているスターは、確実にその月にも在団している
このルールを利用して、本公演の上演時期を照らし合わせながら、スターの退団時期を知ることができます。
では、実際に2020年の宝塚カレンダーでの珠城さんの掲載月を確認していきましょう。
珠城りょうのカレンダー掲載月
さきほど、注目すべきカレンダーは2つとお伝えしました。
①宝塚スターカレンダー
②宝塚ステージカレンダー
でしたね。
※パーソナルカレンダーは、その年の初めに在団している限り発売されますので、関係ありません。
珠城さんの2020年の掲載月はこのようになっていました。
【宝塚スターカレンダー】 12月掲載
【宝塚ステージカレンダ】2月掲載
宝塚スターカレンダーの12月に掲載されるということで、2020年12月まで在団しているということが分かります。
退団者は掲載は、退団前月までですので、珠城さんが退団するのは2021年1月以降ということです。
珠城りょうの退団時期は2021年!?
カレンダー情報で、珠城さんの退団が2020年中にはないということが分かりました。
わたくし、きりん。の予想では2021年。
『宝塚おとめ』2020年版の表紙は珠城りょうさんでした。
『宝塚おとめ』の表紙を飾ると翌年に退団するというジンクスが本当か統計を取ってみたところ、ここ最近の傾向ではただのジンクスではないように感じます。
では、2021年1月以降、どのタイミングで退団する可能性が高いのでしょう?
2021年の月組公演のスケジュールは・・・
①2021年 東京宝塚劇場1作目 (お正月~2月初旬)
②2021年 宝塚大劇場5作目 (6月~7月頃)
③2021年 東京宝塚劇場6作目 (8月頃)
※2021年の公演スケジュールは未発表。たまに上演組の順番が前後する場合がありますので確定とは言えません。
退団時期は、東京宝塚劇場の千秋楽ですので、珠城さんが2021年中に退団するとした場合、
考えられる時期は2つ。
①2021年 2月初旬 【9作目】
②2021年 8月(または9月初旬?) 【10作目】
※【】内はトップ就任後の本公演数
通常、トップ就任後6作品前後での退団が一般的ですので、珠城さんは最低でも9作品。
長期間にわたり、トップスターを務めることが分かります。
①または②どちらの時期になるかは分かりませんが、個人的には9作目になる可能性が高いのではないかと考えています。
美園さくらは珠城りょうと同時退団か?
相手役の美園さくらさんは2019年、長年トップを務めてきた愛希れいかさんから引き継ぎ、トップ娘役に就任。
珠城さんがトップに就任してから4作目となる『夢現無双』がお披露目公演となりました。
まだ就任したばかりの美園さんですが、珠城さんとの同時退団はあるのでしょうか?
前述のとおり、珠城さんの退団は早くて2021年前半。
美園さんにとってはトップ娘役として、4作目にあたります。
就任と退団が同時となる、通称)添い遂げとはならなかったトップ娘役の大劇場回数を調べてみたところ、このようになりました。
◆蘭乃はな:9作品
◆花乃まりあ:4作品
◆仙名彩世:4作品
◆愛希れいか:12作品
◆実咲凛音:9作品
4~12作品と随分幅があります。
愛希れいかさんや実咲凛音さんはスターの宝庫と言われた95期で、技術に定評がある素晴らしい実力派として印象に残っているファンも多いのではないでしょうか。
特に愛希さんは別格という印象が強いので、ただ回数を比較することにあまり意味はないとさえ思います。
明日海りおさんの相手役と務めた花乃まりあさん、仙名彩世さんはいずれも4作品で退団していることから、4作品での退団も充分に考えられるということが分かります。
個人的には、美園さくらさんは、珠城りょうさんとトップ娘役就任後、4作目あるいは5作目(?)で同時退団となる可能性が高いと考えています。
理由は、回数だけではありません。
月組の次期トップの存在を考える必要があるでしょう。
月組の次期トップスターは?
このまま組替えがないと仮定した場合、月組の次期トップスターには、
【月城かなと】
が有力ではないでしょうか。
◆新人公演主演:3回
◆バウ主演:2回(うち1回はW主演)
◆東上主演:1回
と、トップスターとして必要な条件ともいえる、①新人公演、②バウホール、③東上の全ての条件をすでに満たしています。
さらに、美しい顔立ちと身長(172cm)も宝塚のトップスターとして申し分ない。
95期でトップスターをそろえたいと考えている劇団側の意向とも合うでしょう。
不安要素があるなら1つだけ。
怪我の影響で、『夢現無双』『チェ・ゲバラ』 を長期休演していたため、将来的に怪我の影響を引きずらないか?ということ。
古傷は厄介ですので、トップスターという激務に支障がないかだけが心配です。
それさえ、解決されれば、スター性や華のある男役ですので、トップスターとしての活躍を期待したいです。
月城かなとがトップスターに就任すると、花組、月組、星組で95期トップとなります。
劇団側の【95期を推したい】という意思はこれまでにも伝わってきますので、可能性は高いのではないでしょうか。
まとめ
まとめると・・・
◆珠城りょうは2020年中の退団はない。
◆珠城りょうの退団時期は2021年の可能性が高い。
◆相手役・美園さくらは、珠城と同時退団の可能性が高い。
◆次期トップスターは順当にいけば月城かなとが有力。