今回は「花組トップスター・柚香光(ゆずかれい)さんの魅力」について書いていきたいと思います。
柚香さんを「初めて見たときはいつだったか…」
残念ながら忘れてしまいましたが。一目見たときから「絶対スターになる人だな」と直感的に思いました。
男役・娘役問わず「華やかさ」は、宝塚のスターに必要不可欠ですが、舞台映えする容姿と人を惹きつけるスター性のある柚香さんはわたしにとって下級生時代から「気になる」存在でした。
この記事では、「長年、柚香さんのファンの人」でも「最近柚香さんのことが気になりだしたという人」でも楽しめる柚香さんの魅力を紹介していこうとも思います。
目次
柚香光の性格
柚香光さんは下級生時代「自由人」と呼ばれていたというほどマイペースな性格のようです。
柚香さんは、自分の性格をこう分析しています。
「長所はおおらか、短所は適当なところ」
「最初は人一倍、石橋をたたくけど、行けると思ったら勢いで暴走するタイプ」
最初はともあれ結局最後には大雑把になる・・・ということでしょうか。
やっぱりマイペースみたいですね。
柚香光は男兄弟の中間子
柚香さんは、5人兄弟の真ん中という兄弟構成もセンターポジションでした。
兄弟構成は、兄2人に弟2人という「男だらけ」の中で育ったようです。
男兄弟の中でたくましく育ってきたのだろうと想像できますね。
さらに、柚香さんのような「中間子」の特徴は「AB型のカメレオン」と表されるとか。
中間子の特徴は以下の通りです。
柚香さんに当てはまっているのでしょうか?
・常に自分のキャラクターを模索してきた「永遠の思春期」
・他人が自分をどう思っているかを気になる
・目立ちたがり屋
・相手の気持ちを理解できる「人づき合いのエキスパート」
・交渉上手
・周囲の調整役として高い能力を発揮する
まさに「スター」そして「トップスター」にふさわしい特徴だと思いませんか?
柚香光のダンス
幼少時からクラシックバレエを習っていた柚香さんのダンスは、ダイナミックで自由という表現がぴったり!
柚香さん自身のダンスを楽しむ気持ちが伝わってくるとよく言われ、突出して評価が高いスキルです。
オーラが溢れるステップや息遣いは、舞台に引き上げられたかのような錯覚を覚えるほどの臨場感があります。
2020年1月「DANCE OLYMPIA-Welcome to 2020-」での、様々な時代・シチュエーションの中で繰り広げられる圧巻のダンスパフォーマンスは「ダンスの花組が復活した!」と大喝采を浴び、新世代の幕明けを感じさせるものでした。
これからの花組のショーはますます見ごたえもあるものになりそうですので、注目すべきでしょう!
柚香光の歌唱力
ダンスやお芝居のスキルの高さとは裏腹に、柚香さんの歌唱力については残念ながらあまり高いとは言われていません。
しかし苦手だからこそ、一曲一曲を丁寧に歌う姿が印象的だという声や、柚香さんの気持ちがこもっており「歌に力がある」という感想も少なくありません。
上手い下手より大切なものが、ファンにはしっかり届いていますね。
公演ごとに上達しているという声も多く、今後の柚香さんの成長を楽しみに見守っているファンはたくさんいるでしょう。
柚香光の演技力
ぱっと人目を引く、存在感のある美貌の柚香さん。
「はいからさんが通る」や「花より男子」「ポーの一族」などの少女漫画に登場する、いわゆる「漫画に出てくる理想的な男性キャラクター」がぴったりくると人気です。
ファンから「イケメンよりイケメン!」「キャラ設定に完全一致」と言わしめる抜群の再現力は、柚香さんの美しさのなせるわざでしょう。
もちろん見た目だけではありません!
目や表情の繊細な動きで心の機微を表現する柚香さんの細やかな演技力にも、多くのファンのときめきは止まらなくなるのです。
柚香さんは「言葉を大切にする人」だなと感じます。
舞台のセリフはもちろんのこと、インタビューに答えるとき、歌の歌詞1つ1つに注目してみても「言葉を届ける」という姿勢の源は「心を届けたい」「思いを届けたい」という強い気持ちの表れからではないでしょうか。
「ダンスの花組」はもちろんですが、「芝居の花組」となる予感もしませんか?
柚香光の胸キュンポイント
恵まれた容姿に「立っているだけで華がある」と言われるほど、生まれ持ったスター性を誇る柚香さんですが、性格はご本人が称する通りおおらかで、かつお茶目で照れ屋なところもあるようです。
近寄りがたいパーフェクトな美貌と、親しみやすい性格とのギャップ・・・にメロメロになってしまいそうです。
また、「しっかり目を合わせて会話して下さった」とか、「ぎゅっと握って握手して下さった~!」というような「丁寧なファン対応」もよく報告されています。
柚香さんの温かい人柄も、ファンの心をとらえて離さない理由だと思います。
柚香光のおすすめ作品
柚香さんの魅力が堪能できる、イチオシの3作品をご紹介します。
花より男子
TVドラマや映画などで大人気な漫画『花より男子』の宝塚版です。
スーパーセレブ高校生の俺様主人公、道明寺を演じました。
現代的な男子高校生のもどかしい恋心を巧みに表現しており、誰もが「ヒロインになりたい!」とときめく作品です。
ポーの一族
『ポーの一族』も漫画原作です。
演出の小池修一郎氏が、長年宝塚での舞台化構想を温め続けた作品です。
当時花組トップスターだった明日海りおさんを見た原作者の萩尾望都さんは「イメージ以上!」と絶賛されました。
当時2番手だった柚香さんは、主人公・エドガーと時空の旅をともにすることになった友達のアラン・トワイライト役を熱演。
耽美な世界感が柚香さんの美貌を最大限に活かした作品となっています。
とにかく美しい!
原作ファンからの評価も高い余韻を引くストーリーで、宝塚入門作品としてもオススメです。
DANCE OLYMPIA-Welcome to 2020-
柚香さんのプレお披露目公演です。
真骨頂であるハイレベルなダンスがこれでもか!と楽しめます。
特にソロで踊るフラメンコは圧巻で、振付師からも「命がけの努力の賜物」と大絶賛されています。
柚香さん全身全霊のダンス・・・間違いなく必見ですよ!
柚香光のファンが知りたいエピソード
無類のお米好き
ご本人のインタビューでよく語られている「ごはん至上主義」。
お肉もお好きなようですが、食事はとにかくお米を美味しく食べられることを重視するという「ごはんを愛す」柚香さんです。
お気に入りの銘柄を一定の比率で混ぜて炊飯するという独特なこだわりがあり、健康な心身を保つにはおいしいご飯と笑顔が必須と熱く語っています。
柚香さんが大好きなお米!
パンや麺類よりご飯派になってしまいそうな予感・・・。
おおらかすぎる人物像
お母さんのすすめもあって「なんだかおもしろそうだな」と、よく知らないまま難関の宝塚音楽学校を受験して一発合格してしまった柚香さん。
試験の際に髪を結うルールを知らず、上級生に整えてもらったというびっくりエピソードも。
最初から大物になりそうな予感をさせていたのですね・・・。
男役か娘役か、非常に重要な選択をする際も、隣の生徒につられて男役を選んでしまったという、クールに見える容姿からは全く想像できないユルさにも親近感を覚えます。
それでいいの!?とツッコミたくなりますよね。
しかし、隣の生徒がもし娘役志望だったら「わたしも娘役で・・・」と言っていたとしても「いや、あなたは男役で」と即答されそうですけどね。
とはいえ、柚香さんの娘役(女役)姿は、「ミーアンドマイガール」「新源氏物語」で観ることができます。
どちらも「超」がつく美しさです!
まだ見たことがない人は絶対おすすめですよ。
「ミーアンドマイガール」の【ジャッキー】は「天然」と「したたかさ」が同居した憎めないキャラクターです。
※「ミーアンドマイガール」は【セドリック役】との役替わりです。
「新源氏物語」の【六条御息所】は、光源氏に恋をする妖艶すぎる、結構怖い女性です。
両作品とも宝塚スカイステージで視聴できますので、まだ見たことがない人は是非見てみてくださいね!
まとめ
花組トップスター・柚香光さんの魅力をまとめました。
◆生まれついてのスター性とおおらかでマイペースな性格
◆「ダンスの花組」トップスターにふさわしい、迫力満点なダンス
◆まだまだ伸びしろのある心のこもった歌唱力
◆心の機微をとらえる細やかさのある演技力
◆ファンもお米も愛す、温かい人柄