星組の中で、ますます存在感を増している路線男役スターの極美慎さん。
礼真琴さん、舞空瞳さんのプレお披露目公演『モーツァルト』では、ジュースマイヤ役を演じ、その美しい容姿とスター性に魅了されたファンも少なくないのではないでしょうか。
今回は、極美慎さんについて見ていこうと思います。
さっそく始めましょう!
極美慎について
まずは、極美慎さんのプロフィールを見ていきましょう。
芸名 | 極美慎(きわみ しん) |
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誕生日 | 7月26日 |
出身地 | 神奈川県横浜市 |
出身校 | 県立港北高等学校 |
身長 | 175cm |
愛称 | しん、かりん |
初舞台 | 2014年『宝塚をどり/明日への指針/』TAKARAZUKA花詩集100!』(100期) |
入団時成績 | 22番(39人中) |
同期 | 聖乃あすか、風間柚乃、華優希、星風まどか、音くり寿、天彩峰里 など |
新人公演主演 | 2回『ベルリン、わが愛』『霧深きエルベのほとり』 |
バウ主演 | なし |
極美さんが、初めて宝塚を知ったのは中学3年生のとき。
「高身長でこんなに輝ける世界があるんだ!」と感じ、中学卒業と同時に宝塚音楽学校を受験したそうですが、結果は不合格。
それまでバレエを習ったことがなく、受験のために初めてレオタードを着たというエピソードもありました。
その後、高校に進学し、1年間バレエをレッスンし、2度目の受験で無事に合格。
中学時代にすでに身長は170cm以上あったようです。
極美慎と空手
極美さんは幼稚園から中学まで【極真空手】を習っていたそうです。
東京オリンピックで正式種目になり注目を集めている空手ですが、長年習っていたということですから、相当な腕前かもしれませんね。
芸名の【極美慎】は、その極真空手からとったもの。
当初は【極真】と書いて「きわみしん」としたようですが、「待った」がかかったとか。
どうやら、宝塚のイメージと少々異なるということがその理由だったようで、考え直した結果、間に「美」を入れて【極美慎】となったようです。
確かに、【極真】=「きょくしん」でそのままですからね・・・。
ただ、タカラジェンヌの芸名でも、なかなか見ない「極」という文字を初めて見たときは、「一本筋が通ったような清々しい」印象を受けた記憶があります。
同時に何かを極めたい思いが強いのかな…とも。
現在、舞台上で男役として成長著しい極美さんを観ていると、「極」という文字がどんどん極美さんに近づいているような気がします。
極美慎のお茶会
星組の人気男役スターに成長中の極美さんのお茶会もすごいらしい!?
どうやら、その独特な雰囲気やしゃべり方、言葉のチョイスがファンを虜にするようでクセになってしまいそうな不思議な魅力がある方のようですね。
また、おしゃべりも面白くて、笑いが起こる楽しいお茶会のようです。
極美さんのお茶会へ参加した方からは、「かわいい」というワードをよく見かけます。
舞台でのかっこいい極美さんとは一味も二味も違う一面を見ることができるのも、お茶会の魅力ですよね。
会員以外の方でも、参加できるようですよ。
極美慎の今後
星組の路線スターである極美さんの今後も気になります。
これまでの経歴は【新人公演主演】を2回。
100期の中で新人公演主演を果たしている男役は現時点で3人。
◆花組・聖乃あすか(3回)
◆月組・風間柚乃(2回)
◆星組・極美慎(2回)
いずれも目ざましい活躍をしている同期だけに、100期の男役からトップスターが誕生する可能性は非常に高いと考えられる。
話題性という点に関して言えば、インターネットの過去12か月の検索ボリュームは以下の通り。
青:風間→赤・聖乃→黄:極美という順だが、今後この100期生、3人が宝塚を背負っていく可能性は十分考えられる。
また、星組で言えば礼真琴の新体制になり、礼真琴のトップ期間の間にも、番手スターの構成も変化することが考えられる。
少し先の話にはなるかもしれないが、愛月ひかる、瀬央ゆりあが、星組でどのようなポジションに変化していくかと同時に注目されるのは、成長中の若手スターたちが番手にどのような影響を与えるかについて。
長期になるのではないかと予想される礼真琴のトップスター任期中に、若手の台頭は予想がつく。
その1人として、極美慎さんは番手がつくスターになる可能性も充分考えられるのではないだろうか。
95期の礼真琴との学年差は5年。
その間には、花組から組替えした綺城ひか理や天華えまもいる。
この中で、誰が最初にバウホール主演を果たすかも注目ポイントではないでしょうか。
まとめ
ここまで星組男役・極美慎さんについて見てきました。
まとめると・・・
◆極美慎は2014年入団の100期生で、星組男役路線スター
◆幼少期より空手を習っており、芸名は極真空手からとった
◆新人公演主演を2回果たし、将来の宝塚を背負っていく有力候補
◆その独特なトークと雰囲気で笑いのある楽しいお茶会となっている様子