2019年後半はトップスターが2公演連続で退団します。
星組の紅ゆずるさんと花組の明日海りおさんです。
宝塚にとっても、わたしたちファンにとっても大きな転換期となるでしょう。
トップスターは、その組の顔として、宝塚をけん引し続ける存在。
今回は、紅ゆずるさんの退団後、星組はどう変わるのかを大予想しちゃいます!
さっそくはじめましょう!
目次
紅ゆずるの退団で星組はどう変わる?
まず、星組トップスターの紅ゆずるさん。
紅ゆずるの星組はどんな組?
2019年10月13日をもって宝塚を退団します。
紅さんは宝塚屈指のコメディセンスを持ち合わせ、とにかく観客を楽しまたい!という熱い思いを強く感じます。
頭の回転の良さから繰り出されるトークやアドリブも定評があり、再演の作品であっても、それまでにない解釈から役作りをしたり、果敢に個性を生かしたチャレンジを続けてきたスターです。
そんな紅さんの星組は、とにかくパワフルで面白さとかっこよさを持ち合わせた、バリエーション豊かな組に成長してきました。
そんな紅さんが育て上げた星組を引き継ぐのは、礼真琴さん。
実力と人気、どちらも兼ね備えたトップスターになるでしょう。
礼真琴の星組はどんな組になる?
では、礼真琴率いる星組はどう変わるでしょう。
礼さんは紅ゆずるのもとで3枚目の役にも挑戦してきましたが、根は真面目な性格のようです。
首席入団という優等生タイプですから、じっくり「魅せる」「聴かせる」役や作品が多くなるのではないでしょうか?
再演作品もオリジナルもそつなくこなしていくであろうと想像できます。
「礼真琴は、このくらいは出来るはず!」
というイメージが、観客の中に出来上がっている傾向にあるので、ハードルは高くなるでしょう。
ある意味、厳しい船出という見方もできますが、そのイメージをいい意味で破ることができたなら、とんでもない大物トップスターになるかもしれませんね。
紅ゆずる退団後の星組の注目スターと番手は?
では、紅ゆずるが退団したあとの星組を考えていきましょう。
まず、番手と注目スターはどのようになるでしょう?
トップスター | 礼真琴 |
---|---|
娘役トップスター | 舞空瞳 |
2番手 | 愛月ひかる |
3番手 | 瀬央ゆりあ |
注目スター | 天華えま、極美慎、天飛華音 |
新生星組で注目すべき2つのこと
ここで注目すべき点は、2つ。
①専科から星組へ組替えとなる愛月ひかるの扱い
②礼真琴と同期の瀬央ゆりあの扱いと新たな3番手ポジション
星組の新体制を眺めてみると、「若いな!」という印象です。
紅ゆずると同時に、特別枠スターとして脇を固めてきた如月蓮と麻央侑希の退団の影響も大きいでしょう。
愛月ひかるの2番手としての役割が重要になりそうですね。
(特別枠の可能性がゼロではありませんが可能性は低いでしょう)
若い星組をしっかり引き締めていく存在を担うことでしょう。
さらにしばらくの間、3番手のポジションがつきそうな瀬央ゆりあ。
瀬央は、礼真琴と同期ですから、このまま長期にわたり3番手が続いていく可能性は低く、いずれは如月蓮と麻央侑希のような特別枠として活躍していくのではないでしょうか。
そこで気になるのは、「正3番手は誰になるのか?」ということ。
新生星組の正3番手は誰?
紫藤りゅうは宙組へ組替えで抜けますので、注目すべき路線スターは3人。
天華えま(98期)※新人公演主演3回
極美慎(100期)※新人公演主演2回
天飛華音(102期)※新人公演主演1回
学年順で順当にいけば天華えまが有力でしょう。
同期の暁千星(月組)と瑠風輝(宙組)はすでにバウホール主演を果たしているので、この2人に続けるかにも注目です。
まとめ
まとめると・・・
◆紅ゆずるの星組は笑いとチャレンジにあふれた組
◆礼真琴はどんな役もそつなくこなす実力派
◆礼の実力を知っている観客により期待値からハードルは高くなる可能性も
◆礼の星組はじっくり「魅せる」「聴かせる」作品や役が増えそう
◆新生星組での愛月ひかるが2番手として組を引き締める存在に
◆瀬央ゆりあの扱いと新たな3番手に注目!